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老人の異世界散歩  作者: 浦見 比呂
王国編
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雑魚

「いや、あいつらの身体の使い方見ればお前らもわかるだろう?ありゃ設定通りの雑魚だ」


「「設定?」」


「あ~たぶん血の色も緑か青だと思うぞ?」


「「頭大丈夫か?」」


「あ・と・で!話すからとりあえず見といてくれ!」

そこでやっとゴブリン達は俺を半円に囲んだ。


「動きがおせぇな。でもPTプレイはするのな」

そこで左と右のゴブリンが俺にナイフと槍で仕掛けてきた。


「馬鹿かな?馬鹿か」

俺は槍の付きを避け、自分の懐に来た槍をそのまま掴んでナイフを持っているゴブリンに向けて力を加えた。そのままナイフを持ったゴブリンは槍に刺さりナイフが足元に来た。


槍を持っていたゴブリンは俺の力を入れられ前のめりになり俺の傍まで来ていた。


「ほいっと」

俺は顎へと掌底をいれてそのまま角度を付けて首を折った。


それを見て残りの前に構えている二匹のゴブリンが斧とこん棒を振り上げて迫ってきた。


「それは悪手」

斧を持ったゴブリンが振り下ろしてきたが避けつつ横から力を反らして左にいたゴブリンの鳩尾らへんに斧が刺さった。力を失ったゴブリンがこん棒を手放して空中にあったそれを手に取り、斧が仲間に刺さってキョトンとしてるゴブリンの頭に打ち下ろした。ゴキャっと音と共に目鼻口耳という穴から血を吹き出し倒れた。


「ふぅ、終わりっと」


「「お疲れ」」


「何か疲れてない?」


「ん?あぁ二足歩行の生き物殺すの久しぶりだったからちょっとな」


「私も久しぶりに見たわ」


「俺は今でも狩りしてるから別にだな」


「しかし本当に血が青ね・・・」「不思議だな、タコとイカと一緒か?」


「「え?何それ?」」


「ん?あぁ軟体動物は鉄じゃなくて銅で酸素運ぶから血が青なんだとよ」


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