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第三国
このまま勢いに乗り、リーベルタ王国を完全制圧するか否か。
ブラナテラ王室がそれを検討中に、第三国から横槍が入った。
リーベルタとは異なる隣国、フォルティド公国からの宣戦布告である。
先の会戦より、23日後のことであった。
これを受けたブラナテラ王室は、迎撃のため、直ちに軍を派遣。
今回の戦におけるブラナテラ軍の大将は、クリストフォルスという名の槍術士であった。
将軍ルドヴィクスは、リーベルタ方面への対抗勢力として、そちらに残されたのである。
さて、会戦の場所は、傍らに森の生い茂る草原。
大将クリストフォルスは、本隊とは別に、森の中を進軍させる遊撃隊を編成した。
その内訳は、剣術士16名、魔術士6名による混成部隊。
隊長は手練の剣術士ヤコブが務め、パウルスはその隊の一員として任命された。
ヤコブ小隊は開戦前より森の中に潜伏、本隊の最前列と同じ戦線にて待機。
やがて開戦の時刻を迎え、本隊とともに進軍を開始した。




