僕(オレ)、死亡したらしいです
俺TUEEEEを書こう、と思いつつ圧倒的では無く寧ろ、まともにやったら最弱なのに最強になる俺TUEEEEを書いてみたくなりました。他作品同様かなりの遅筆になりますが、その点だけご容赦ください(切実)
目覚めたら、冷たい石の床に寝ていた。
『目覚めたかね?』
上半身を起こし、周りを見渡してみる。
何と言うか、神殿?の様な雰囲気がしているが、こんな場所は来たことも、見たことも無い。
『そろそろ此方を向いてもらっても良いかな?』
知的な感じを含んだ女性の声が背後から聞こえてくる。取り敢えず振り向いてみようか。
『やあ、初めまして。』
振り向くと、長い白衣姿の超美人が立っていた。この石造りの部屋には似つかわしくない研究者然とした姿に、違和感を覚える・・・
『さて、と・・・先ずは状況説明をする必要があるかな・・・』
まるで科学者の様な口調で話し始めようとするのを遮るように声を出す。
「えっと・・・」
すると、無造作に手をひらひらと振って、
『あー、先ずは話を聞いてくれたまえ。質問はその後に聞こう・・・出来るだけ手短に話すから』
その方が効率的なのは分かったので、無言で頷くことで答えにする。
『うむ、話の分かるヤツで良かったよ。それでは・・・先ず、今のキミの身体の状態だが、残念な事にキミの肉体は既に死亡している。』
何となく予感はしていた。でなければこんな場所にいる道理が無い。
『ふむ、思いの外冷静だな。実に良い傾向だ・・・さて、次にこの場所についてだが━━』
まあ、恐らくは所謂"あの世の入口"的な辺りだと思うんだが・・・
『大体は合っていると言っていいだろう。正確には、"転生選定の間"と呼称される所だ・・・こう聞くと、何となくこの後の展開も予想出来るだろう?』
つまり、僕は死んでしまって、これから生まれ変わる・・・ただし、何処で、何に生まれ変わるかはこれから決まるってところか?
『素晴らしい!これだけのやり取りで正解にたどり着けるとは・・・キミには"実験場"に赴いて貰うとしよう』
ちょっと待て・・・今"実験場"って言ったよね?遠回しに僕を"実験動物"にするって言ってるよね?
『そこまで理解して貰えるとは・・・ただ、少々誤解が生じている様だ。キミには"実験動物"では無くてあくまでも自由に生きてもらいたいのだよ。』
そんな事言われてもなぁ・・・
『何、つまりは神々が初期に創ったまま停滞している世界を活性化させて貰いたい、というのが本音でね。』
益々もって困るわー・・・そんな能力なんて僕には無いし・・・
『そう、それなんだ。だから、キミには特殊な能力を身につけてその世界に赴いて貰いたいんだ。』
こ、これは・・・某小説なんかで良くある展開なのでは!?
『まあ、そういう事だな。但し、能力はキミ自身に選んで貰う事になる。』
そして、そこから説明が始まり、僕は能力を選ぶ事になった。




