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第1話

日本のとある山奥、そこに住む北郷一刀とその妻達。そして、不幸な事故に巻き込まれ伯父である一刀に引き取られることになった甥の新田剣丞とその妹。一刀の嫁達から鍛えられていたため身体能力は高く、さらに魏武注孫子や六韜三略も教え込まれたため兵法の基礎も出来上がっているなど、どこか一般家庭とは明らかに違ってはいたもののそれでも何不自由ない生活を送っていた。そして、そんな彼は蔵の奥にある銅鏡を手にしたことで戦国時代へと飛ばされることとなった。


時を同じくして新田剣丞同様に山奥に住むとある人物がいた。彼の名前は楠木秀正、年齢は新田剣丞と同じである。彼も幼いころに両親を事故で亡くしたことにより親戚に引き取られた。しかし、彼の場合は親戚が外国人であった事から海外への移住を余儀なくされた。さらに運が悪いことに引き取った親戚ははるか遠くの国から来た親族である彼をあまり歓迎しておらず、山奥にひっそりとそびえたつ屋敷に彼を押し込めていたのだ。


だが、彼は気にしなっかた。もともと、その屋敷はさる大貴族の屋敷だったらしくその貴族は第一次世界大戦や第二次世界大戦にも将校として従軍していた。そんな、屋敷にはいたるところに当時の資料や勲章、軍服に兵器や武器までもが保管されていた。彼は暇な時間を見つけては次々と資料を読み漁っていた。また、定期的に振り込まれる金銭をやりくりして残されていた軍服を自らに合うサイズにしてもらうために近くの街で仕立ててもらったり、独学で銃や兵器の保全を行ったりしていた。そんなある日の事、何時ものように銃の手入れをしていると玄関のチャイムが鳴った。行ってみると誰かからの配達物を届けに来た配達員がいた。彼は荷物を渡すとさっさと帰っていった。


宛名に見覚えはなく、荷物はどうやら日本からの物だった。彼が荷物を調べると一枚の銅鏡が入っていた。不思議そうに、見ていると突然銅鏡から眩い光が放たれそして、屋敷すべてを光が覆うと次の瞬間には屋敷が消えていた。




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