登場人物と用語の簡単な纏め
※番外編3と一緒に更新しましたので、最新話で飛んだ人はそちらから先に読んでいただくようお願い申し上げます。
次回以降、反転世界絡みの話が結構出てくる予定なわけですが、反転世界が作中に出てきたのは、これの直前の番外編3を除くとなんと第5話が最後。
そんなわけで読者諸兄に忘れられていそうなそこら辺の設定のおさらいも兼ねて、登場人物と作中固有の用語について適当に纏めておきましたので「反転世界?ああ遊○王にあったなそんなカード」という方は読んでもらえれば後の話が分かりやすいかと。
ちなみにここで初出の設定も幾つかありますが、出来る限り本編でも言及する予定+そもそも本筋に絡まないはずの設定なので、興味の無い方は特に読み飛ばしてもらっても支障はありません。
【登場人物】
●竜胆鏡華(竜胆鏡夜)
年齢:16歳 性別:(今は)女
RWG巻波支部に所属する(18歳以下の為あくまでも臨時職員扱いだが)ブレイカー……だったが、RWG上層部から『ネームレス』と呼ばれている正体不明の男に襲われて以来、何故か女性の体になってしまった。
現在は元に戻る方法が判明するまで、本人の要望でごく一部の人間以外には正体を隠して『竜胆鏡夜の妹である竜胆鏡華』として過ごしている。
元々男性にしては珍しいくらいの甘党だったが、女性になってから更に悪化した模様。
『射出後一度だけ弾道を変えられる能力』を持つ青い長銃型のセイバーを所持していたはずだが、肉体が変化して以降は出現させる事が出来なくなってしまった。こちらの原因も未だ不明である。
鶴来に絡まれるうちにこっちはこっちで変に対抗心を拗らせていたらしく、かつては何事においても決して彼の事を認めようとはしなかったが、同居生活の中で徐々に彼に対する感情が変わってきている……のかもしれない。
●赤金鶴来
年齢:16歳 性別:男
RWG巻波支部に所属する(鏡夜と同じくバイト扱い)ブレイカーで、自称『鏡夜のライバル』。
鏡夜に闘争心を燃やしてはいるが、別に嫌っているわけでは無くむしろ良い競争相手だと思っているようだ。
誰に対しても壁を作らない性格で、自身を嫌っている鏡華に対しても積極的に接している。
むしろ鏡夜によく似ているせいか鏡華の事は気に入っており、どうにかして距離を縮められないかと思っている。
しかし気に入っているとはいえあくまでも人としての話であり、そこに恋愛感情は感じられない、様に見えるが……?
現在は、鏡華の護衛の為に竜胆家に居候している。
赤い大剣型のセイバーを所有している。
●竜胆きらら
年齢:(自称)17歳 性別:女
RWG巻波支部副所長兼技術部門長を務めていると聞けば出来る女の様に聞こえるが、その実態はその道で有名なコスプレマニアにして自称『永劫の17歳』。
現在は技術交流などの為に全国のRWG各支部に出張で飛び回りながら、平行して鏡華の身に起こった異変と『ネームレス』についての情報を調べている。
●煤達進
年齢:25歳 性別:男
RWG巻波支部医療部門長。
性格は割と軟派だが意外と仕事は真面目。そして周りに濃い人間しかいないため、軟派なわりにはツッコミ担当。
●中管次
年齢:47歳 性別:男
ぱっとみさえないおっさんだが、しかしそれ故に食えない雰囲気を持つ、若干謎めいたRWG巻波支部の支部長。
●赤金美羽
年齢:40歳 性別:女
鶴来の母親にして、かつては巻波支部の中でも凄腕のブレイカーだったらしい現役専業主婦。結構豪胆な性格。
夫もRWG巻波支部の社員だが、現在は出張中らしい。
●地里このみ
年齢:16歳 性別:女
鶴来の友人その1にして地里兄妹の片割れ。
基本的にゴーイングマイウェイで、無類の女の子好き。
外見、性格共に守とはよく似ているが、二卵性双生児な為おそらくただの偶然。
●地里守
年齢:16歳 性別:男
鶴来の友人その2にして地里兄妹の片割れ。
このみよりかはローテンションだが、根っこは似た者同士でこのみの暴走を抑えるどころかむしろよく乗っかっている。
実はこっちが一応兄貴。
●戸崎沙由
年齢:16歳 性別:女
鶴来の友人その3。
基本的にはおしとやかなお嬢様系だが、自重を知らない地里兄妹にはわりと容赦しない。
実家が合気道の道場を開いており、自身もそれなりに精通している。もっぱら技の向かう先は地里兄妹だが。
ちなみに、鶴来とその友人達は皆同じ高校に通う同級生である。
●ネームレス
年齢:? 性別:(少なくとも外見は)男
神出鬼没、正体不明。
突然表れてはRWGに度々被害を与えているが、その目的も未だ知れない謎の男。ネームレスという名はRWGでつけられたコードネームである。
現在判明している事は長い銀髪と長身痩躯という身体的特徴、それと巨大な鎌の形をしたセイバーを使う事のみ。
●???
年齢:?性別:(恐らくは)男
とある引き篭もりの少年に『何か』を与えた人間。少なくとも声は若い男性のそれらしい。
その正体も目的も、姿さえ未だに不明である。
【用語】
●反転世界
人々が暮らす、所謂『現実世界』とは異なる空間に存在し、精神エネルギーが実際に力を持つ、現実世界とは別の法則に支配された世界。
精神エネルギーとは要するに人間の意志ないし感情の事で、反転世界では現実世界から漏れ出した精神エネルギーが形を持ち大気中を漂う事もある。
景色そのものは現実世界と変わらないが、色が存在せず全てがモノクロで表されている。
現実世界の生命体は特殊な『力』を用いない限り、反転世界においてその存在が不安定になって行動はおろか生命活動すらままならなくなり、長時間反転世界に居ると自然消滅してしまう。
その為、通常の生命体は一切存在しないが、その代わりに『ディザイア』と呼ばれる特殊な生命体が巣くっている。
●ディザイア
反転世界に巣くう、現実世界の生命体とは根本的にその構造から異なる特殊な生命体。
通常の兵器では殆どダメージが与えられず、精神エネルギーで構成された武装でのみまともにダメージが通る。
その体の大半は精神エネルギーで構成されており、主に負の精神エネルギー(人間の恐怖や怒り、悲しみ等)を喰らって成長する。
喰らうエネルギーは力の低い固体だと大気中に漂うものだけだが、ある程度力をつけて現実世界への扉を開くことが出来る様になると、人間を反転世界に引きずりこみ、人間ごと喰らう様になる。
故にRWGが存在し、セイバーが存在するのだ。
基本的には反転世界で負のエネルギーが凝り固まって自然発生するが、一部例外も存在する。
『核』と呼ばれる器官に生命維持の機能を集中させており、そこを破壊すれば消滅する。逆に言えば、核を破壊しない限りディザイアが死ぬ事は無い。
●セイバー
反転世界でのみその力を十全に発揮できる、精神エネルギーで構成された特殊な武装。
特殊な方法で取り出したディザイアの核をこれまた特殊な処置を行ってから、人間の魂に埋め込む事で使える様になる。
元がディザイアの為その特性を一部受け継いでおり、ディザイアと同じく現実世界と反転世界を繋ぐ扉を開く事が出来る。
また、所有者によってその姿は千差万別であり、故に全てのセイバーがワンオフ品であると言える。更にその能力も所有者によって異なる。
セイバーと所有者はある種の繋がりで結ばれている為、セイバーが大きく傷つくと所有者にもダメージがフィードバックする。
ちなみに一応現実世界でも出現させることだけは可能だが、せいぜい反転世界への扉を開く機能程度しかない。
●ブレイカー
セイバーの所有者の事に対してRWGが便座上用いている呼称。
彼らはセイバーの力により魂と肉体を保護されており、その為反転世界を自由に行動する事が可能である。
●RWG
ReverseWorldGuardiansの略称。
反転世界に巣くうディザイアや、反転世界関連の技術を悪用しようとする人間から一般人を守る事を生業とする、政府公認の秘密組織。一応職種としては公務員である。
しかし反転世界とそれに関する事柄は余計な混乱を防ぐ為に一般市民には全て秘匿されていおり、隠蔽の目的から全国に点在する本部を含めたRWGの各基地は基本的に地下に基地を作っている。
大抵基地の上には隠れ蓑として、ガーディアンズコーポレーションという世界的に有名な大企業の傘下にある建設会社の建設物が建っている。
ちなみにガーディアンズコーポレーションとはRWGへの資金提供やその他サポートの為に設立された企業、いわばRWGの表の顔とも言える存在である。
組織全体が現場主義かつ放任主義な風潮らしく、進曰く『これでよく組織が回るもんだとたまに思う』との事。
●RWG巻波支部
RWGの支部の一つで、名前の通り巻波市にある支部。
例によってガーディアンズコーポレーション傘下の建設会社が建てたアパート『もりびと荘』の地下に存在し、その主な入り口はもりびと荘の101号室にあるが、実は他にも幾つか基地へと通じる入り口がある。
地下2階建てで、両階とも中央の『特殊訓練室』を囲むように作られた環状の廊下からの外周側に各部屋が設置される形となっている。
地下1階には事務室やブリーフィングルームに休憩室。そして反転世界の監視や任務中のブレイカーに指令等の伝達を行うオペレーションルーム等が存在する。
地下2階は主に研究、医療関連の部屋が多く、第1から第3までの研究室と医務室。そして幾つかの病室等がある。
●『何か』
謎の男がとある少年に与えた『力』。
その『力』を手にした少年は、ブレイカーと同じく反転世界を自由に行動出来る様になった。
しかし無機物と有機物の特徴が歪に混ざりあったその外見は、ブレイカーの持つセイバーよりもむしろ……。




