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な…に….
藍には辛い思いをたくさんさせてきた。
特に亜姑の時なんかそうだった。とても仲が良かったから…。
「…で、藍は大丈夫なんですか?」
「それは…。まだ、なんとも言えません。ですから、1~2週間ほど入院して検査してみないことには何もできません。」
「そうですか。….よろしくお願いします。」
「はい。こちらとしても最善を尽くします。」
美紀…。私たちはいったい何をしているんだろうね?
慎はふとそんなことを考えていた。
亜姑を失い…。藍までも失いそうになっている。
「ところで、藍はどうして倒れたんですか?」
「あぁ、極度の疲労とある感情の歪みから来たものだと思います。」
「ある感情の歪み?極度の疲労…ですか?」
リオはデスクに向かって藍のカルテを書きながら冷静に答えた。
まるで、藍は倒れるのが当然だったかのように…。
慎の質問にさっきと変らない態度でリオは続けた。
「はい、まず藍さんの場合引っ越したばかりという緊張や疲労です。あと、もう1つは、優君。浅木 優君が亡くなって…。その後、学校や近所に優君がらみのこと…」
「!!….ちょっと待ってください。先生がどうして浅木君のことを知っているんですか?」
「なぜ!って、僕は優君の担当主治医だったからですよ。そして、藍さんのことも聞いていましたしね。でも、不思議な縁ですね。」
慎の急な質問に多少ビックリしたリオは慎の方を見て語り、最後に笑みを慎に見せてまたデスクに向かって書物を書き始めた。
慎は何となく納得いかなかったが「はぁ…」とため息交じりの声を上げた。
すると、急にリオが慎の方を向いた。
「すいません!!話を逸らしてしまいました。では、入院手続きをしてください。部屋は大部屋と小部屋どちらにしましょうか?」
「あぁ、そのことですか。小部屋でお願いします。」
「わかりました。ではまた明日いらして下さい。」
「はい。藍の事よろしくお願いします。」




