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紺野さんの言った言葉を聴いた瞬間、私の視界がぼ

やて頭がクラクラした。お母さんが()かれた・・・?

私はお母さんの顔をあまり覚えていない。私の知っているお母さんはおしとかで家のみんなに好かれていた。それに、私の家はいつも笑いが絶えなかった。

「紺野ちゃん美希は今どこに?」

お父さんが慌てて言った。いつものお父さんじゃないみたいに落ち着いていなかった。これを聞いた紺野さんが慌てて言った。

「おっ!奥様は今専属病院へ向かわれました。」

「専属・・・?」

慎には何が何だか理解できていなかった。突然のことで・・・。昨日までは元気でいた美希が、倒れたのだから・・・。

「そうですよ。旦那様、気をお確かに!うちの専属病院は叶野病院ですよ。」

「叶・野病・院・・・?美希が・・車に()か・・・れた・・・?病・・・院?美・・・希は死んだの・・か・・・?」

「旦那さま、しっかりして下さいませ。奥さまは死んではいませんから。」

慎の顔は青ざめていた。「病院」っと聞いただけで立ち(くら)みがして・・・立っているのがやっとのことだった。

「叶野病院・・・。藍、お前は一人で亜姑の方に行け。お母さんの事は気にするな。」

「でもっ!お父・・・!」

「紺野ちゃん、藍を亜姑の墓までよろしく。」

私の双子の姉、亜姑姉さんが死んだのは、ちょうど公園で遊んでいた時だった。公園で遊んでいた私達のところにお父さんの会社の人が来て妹の私を殺そうとした。その時、亜姑姉さんが私をかばった。一瞬の出来事だった。亜姑姉さんを抱いて私が帰ったときお母さんも、お父さんも紺野さんもみんな・・・みんな()めた顔をしてお母さんは二日間倒れたままだった。その時から今日まで、私はずっと「人殺し」・「殺人」と言うレッテルを貼ったまま生きてきた。私も、お姉ちゃんにも彼氏がいた。お姉ちゃんの彼氏には本当に申し訳ないと思った。そんな時だった、鷹兄さんから電話があったのは・・・。


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