初めてのクエストに向けて
設定のプロットを大幅に変更しました。キョーカは武器術を習ったことはありません。ご理解お願いしますm(_ _)m
ーークエストが発生しましたーー
【EXTRA】再禍の悲慼、頒つ怨嗟
攻略人数制限:1
※このクエストは拒否が出来ません
悲慼の禍は討たれた。再熱蘇るは怨嗟の魂、かつて
の妖精救うは伝説の意思。対敵たるには意思の相伝…
神殿にて、フィナから少女と禍竜の言い伝えを聞いてすぐにシステムからクエスト発生の音頭が聴こえる。どうやらこのクエスト事態は一人だけで行うものらしいことが分かり、特大のレイドボスと単品で争う羽目にならずに済むのは一先ずの安心材料だろう。けど、
「意思の相伝か、これ事態はオオタチ様とか呼ばれてる放浪者が関わっていることはかろうじて推測できるけど…。」
如何せん情報が足りない。このゲームが始まって数時間しか立っていないにも関わらず、もうEXTRAクエストとかいう特別そうなイベントが発生してしまった事もあれば、そもそもこのクエストは何回も挑戦が可能なものなのかも分からない。それに放浪者についても、言い伝えから意志を推測することが出来なさすぎる。なんでそこまでの因縁を持って禍竜と戦うんだ。責任感か?自身が討ち漏らした災害の子供(当時は卵)への因縁が凄いよ。そもそも禍竜の親の災害って何だよ!!絶対これこんな早期に訪れるイベントではないだろ…。
きっとこれ自体は何か前段階のクエストがある筈なんじゃないか?多分リリース時に気付かれなかったバグか何かが僕にイベントのキッカケを踏む事を許してしまったのだろう。とはいえ拒否不可能のクエストが発生してしまった事実は覆らないので、諦めて全力で取り組む他ないのだろう。
「ところで、冒険者様は戦う道具の余裕はまだありますか?」
「ん?あっ…」
そういえば長々考えましたが戦うための武器と装備が貧弱すぎるんでした。だってまだ始めたばっかだもんね、しょうがないよね。さすがに短剣のだけだと心もとない。
「実は今の手持ちは芳しくないですね。軽く森の探索に来ていた程度ですので武器は短剣位しか持ち合わせてません。防具も似たかよったかの性能のものです。」
「そうでしたか、急にこのような大事に巻き込んでしまい申し訳ありません。それでしたら、ここの神殿にに貯蔵されている武器を使ってください。その方が死蔵された武器の為にもなります故。」
幸運来たこれ。なんかいい武器沢山あるんじゃない?
ということでこの神殿の武器保管庫にやって来ました。
「すごい種類…武器が沢山」
剣槍斧弓…おっ、ハルバードなんて珍しいのもあるじゃないかぁ。やっぱりファンタジーは現実では貴重なものも簡単に見られていいなぁ。あでもやっぱりというかなんというか、ヌンチャクとか3節棍とかは無いんだな。あと僕がなんだかんだ一番触って見たかった日本刀も。まあとりあえず一通り使えそうなものは持っていこうかな。…武器も防具も筋力の関係で装備できないものばっかりじゃないか!!持って行けるのは【とても一般的な武器】シリーズと【軽いよ軽装備】シリーズのみ…
いやこれほんと適正レベルじゃないだろ…
この後色々あっていくつか回復アイテムも入手したキョーカはフィナの案内のもと滝の中の大神殿に向かって里を離れた。道中ではやはり森狼ばかり接敵する環境だったので新しい武器の性能と自身のスキルの調整を行うが…
「スキル【切れ味強化】!」
初期支給の短剣で同時に倒した森狼の最大数は3匹。そしてこのとても一般的な鉄剣で倒した最大数はなんと脅威の6匹。なんという高火力、そりゃ短剣と普通の剣では長さも何もかもが違うが、それでもこのレベルで装備できる武器にしては破格の性能なのではないか?だいたい僕は現実の世界で剣術の覚えがないので適当に大振りに降っただけでこうなのだ。この性能なら他の人でも僕と同程度には同時に戦えるくらいのものだろう。
「これ、すごい武器だね…」
「そうですか?。この武器シリーズは神殿に納められた武器の中でも下から数えた方が早いくらいの性能ですけど…」
「な、なんと贅沢な…」
こうしてキョーカたちは足早に大神殿を目指し、里を出て1時間もしない内に目的の決戦場に着くことができた。




