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La poesia  作者: roman
001~100 小さな世界で生きていた頃
40/866

これからもいちばん好きな人

入学式が始まる前

君と名前を教え合った

振り返った瞳に

僕はどう映っただろう


姿が見えないときでも

君の声はすぐに聞こえた

いつだって誰よりも

きっと先に探していた


君に会えなくなってから

何度春を見送っただろう

どれだけ時が流れても

君がいちばん好きな人


一度肩を組んで歩いた

食堂まで続く廊下

おそろいの緑のジャージ

まぶしい陽射しと揺れる影


卒業式が終わった後

もう君を探せなかった

行き交う人にまぎれ

ひとりだけの夢が残った


君に会えなくなってから

何度 君を想っただろう

どれだけ二人が変わっても

君がいちばん好きな人


どれだけ時が流れても

君がいちばん好きな人

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