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La poesia  作者: roman
001~100 小さな世界で生きていた頃
38/866

胸のドラム

欲しかったものを手に入れた瞬間

何だか欲しくなくなった

あんなに楽しみにしていたのに

昨日までの日々が嘘のよう


出会った頃のときめきを

みんな忘れてしまう

一度覚めた夢には

もう二度と戻れないの


欲しかったものを手に入れてわかった

なくても別に困らない

こんな気持ち味わうくらいなら

欲しいままでいればよかったよ


出会った頃のときめきを

みんな忘れてしまう

もう一度さかのぼり

胸のドラムを鳴らしたい


どんなことも慣れていく

あれもこれもそよ風みたい


誰かが欲しかったものを

私は欲しがっていた

本当に欲しいもので

胸のドラムを鳴らしたい

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