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拾われ奴隷少女の恩返し  作者: 彗花
エルフの里

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訓練内容

しばらくは文字数、投稿時間等不安定になると思いますが、リハビリがてら頑張っているので応援していただけると幸いです⋯⋯

 翌日。私が長老さんの家の中庭に行くと、燦々と降り注ぐ太陽の下で優雅に立つ一人の女性が見えた。私の気配に気が付いたのか、気品を感じさせる動作で振り返り、ゆっくりと足を踏み出して――こけた。


「……へ?」


 思わず気の抜けた声が漏れてしまい、慌てて口を押える。声が聞こえていないかと女性の方を見たが、服と髪が絡まったのか、もがくばかりでこちらを気にした様子はなかった。とりあえず内心で胸をなでおろしながら女性を助け起こす。


「ふう……ありがとうございます、御客人……」

「怪我がないなら良かったです。もしかして、昨日の⋯⋯?」


 聞き覚えのある声だと思ってそう尋ねると、エルフさんはそうです、と頷くと姿勢を正してこちらをじっと見つめてきた。


「昨日に続き本日も醜態を晒してしまい申し訳ございません。改めまして、本日より御客人の指南役を務めさていただくシフィル・アルティアと申します。よろしくお願いします」


 先程までのドジっ子ぶりが嘘のように優雅にお辞儀をしたシフィルさんに、私も慌てて頭を下げる。


「私はモクシアです。こちらこそよろしくお願いします、シフィルさん」



 ┈┈┈┈┈┈✧┈┈┈┈┈┈┈



「それではこれからの説明をさせていただきますね。まず、モクシア様は精霊の力を借りない魔術を安定して放てるようにする必要があります」


 そうなんだよねえ⋯⋯今私が使ってる魔術は精霊が勝手に強化する前に放てるように、スピード重視の式になってる。でも、そうすると威力が落ちちゃうんだよね。だから式を威力重視にしつつ速く発動できるようにしなければならない。


「そこで、モクシア様には実践に近い状況で訓練してもらいます。まずはこれを身につけてください」


 そうしてシフィルさんが懐から取り出したのは、緑色の宝玉がついた銀のネックレスだった。


「これはなんですか?」


 私が着けながらそう尋ねると、シフィルさんは同じくネックレスを着けながら答えてくれた。


「これは『命の宝玉』という魔道具をはめ込んだネックレスです。身につけた者が受けた傷を一定量引き受けてくれるため、こういった訓練には最適なんです。さて、訓練内容ですが――」


 シフィルさんがどこからか取り出した杖で地面をとす、と突く。その瞬間彼女の足元を中心に青色に輝く魔法陣が現れ、空中には数える気力も湧かないほど多くの水球が浮かんだ。


「これらを、全て相殺できるようになってもらいます」

ここまでお読みいただきありがとうございます


面白かったと思ったなら☆☆☆☆☆を、つまらなかったと思ったなら☆を。

思ったままの評価で構いません。少しの評価でも僕の励みになるのでよろしくお願いします。

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