第十八章 レッドチーム外交交渉問題
いわゆる「拉致問題」「北朝鮮ミサイル問題」「慰安婦問題」「北方領土問題」「尖閣諸島問題」など、東側諸国…はい? 韓国は違うと? いえいえ何をおっしゃいますか。もはや韓国も立派なレッドチームの構成員と言えましょう…の問題は、平時下の話合いではテコでも動かない状態にあります。
と言うよりも、やれる事はやり尽くした結果とも言えます。
もし、何か「変化」があるとすれば、それはもはや「平時などではなく『非常時』ではないか」と考えています。
先の章でも申しました通り、ISが火付け役となって中国で内戦が勃発し、これを鎮圧する名目でロシアが参戦。しかし実は、北京市と天津港をも狙って動いていた…。
そんな事態にでもなってくれれば、全てがまとめて「片付く」のです。
国際社会も大不況のままではよくありませんので、復興したがっています。前進したがっています。
それを悪用しようとしたり、邪魔立てしようとしたりする国は、世界から抹殺されるのです。
それ程までにコロナ禍による経済危機は深いということでしょう。
加えて申し上げるならば、こうした経済危機に付き物なのが「飢饉」です。
天候次第とも言えますが、たった一度でも収穫量が人口を下回った場合「どこかで誰かが間引き」の割を食うのです。
食料は決して増殖致しませんので、不足していた場合、ありつけなかった民には死んでいただく他ありせん。
ここにもまたテロの動機が生まれるのです。
二〇一九年の段階で、世界総人口は七十七億人超えだそうです。一日に必要とされる食料を考えただけでも凄まじい量ではありませんか。
一九六〇年代の世界総人口が三十億だった、と言いますから『やはり戦争という名の人間を間引くシステムは必要悪なのでしょう』。
平和も結構ですが、我らの母星に人間種「だけ」100億に達する数の人口を食べさせられるだけの許容量はないと、現状を顧みて考えます。少なくともジリ貧なのは間違いありません。
戦って、戦って、戦い抜いて。世界協和を真に実現できた国々だけが生き残る。
孤高の覇権主義で生き残れたのは昔の話です。
…戦争の火種は貧困です。「飢饉」に対する抵抗力を奪います。
これを圧政で弾圧すればする程、命と引き換えにしてでも一矢報いたくもなるものです。
そして、この地球上においてエネルギーを必要とするのは、我々、人類だけなのです。
昨今の異常なまでの天災は、人類がエネルギーを大量に消費した事に対する反作用とも言えるでしょう。
存外、コロナも何かの反作用だったのかも知れませんね。
しかし、どこの国とて自らの手を汚して戦争を始めたくはない。
『だからこそ訳の分からない原理主義で戦争を始められる集団は、国際社会にしてみれば必要悪とも考えられます。平和という理念さえ根底から存在しない便利な道具なのですから』。
そういう放火魔のような役回りを期待されているのであれば、今回、東アジア一帯が標的とされた事には、ある程度、納得がいきませんか? 人口…人口ですよ、皆様。
これでもし、インドに対しても相応の犠牲が出た場合、米欧ロは世界人口の間引きを真剣に考えていたとさえ思います。
母星あっての人類ですからね。
そう考えると存外「悪い形ではありますが」、進まなかった日本国の外交問題も、解決の未来が見えて来るというものです。




