僕が改めて感じた寂しさ
僕は退勤時間の18:00になり、夜間勤務の従業員に帰ることを伝え、一目散にタイムカードを切り、帰宅した。
きっと、美紀はまだ、怒っているだろうなと、思いながら家路を急いだ。
そして、十五分程で自宅に着き、家のドアを引いた。
すると、鍵がかかっているようで開かない。
よく、窓を見てみると室内は真っ暗だ。
一体、どういうことだろう…。
帰ったら話しの続きをしようといっていたのに…。
仕方なく、滅多に使うことのなかった家のキーで鍵を開けて、中に入った。
寂しいくらいに真っ暗だったので、すぐに電灯を点けた。
最初に目に入ったのは、いつも二人で食事をしているテーブルだった。
その上に紙キレがおいてあった。
そしてその紙に書かれた文章はというと、
やっぱりあなた浮気してたのね
ごめんなさい
気持ちの整理がつくまで実家に帰ります
連絡はしてこないで下さい
こちらから必ずしますから
と、最初は殴り書きで、最後の文章になるにつれ、字は整っているように見える。
僕は、それを読んですぐにスマホを手に取り、メールを送った。
連絡してくるな、と書いてあってもその通りになどできるわけがない。
メールの内容は、
電話でも話した通り、浮気してたことは認める
でも、決して体の関係は一切ない!断言できる!
なあ、頼むから戻ってきてくれよ
勝手なのは十分、承知の上だ
僕、やっぱり美紀がいないとなると寂しい
というものだ。
だが、その夜、返信はなかった。




