第40話
本作では、物語・設定・キャラクターは作者自身が創作し、文章の推敲や表現の整理にAIを利用しています。そのため、AI利用区分は「AI直接使用」です。
静けさを取り戻した森の中、大きな鍋から湯気が立ち上がっていた。食欲をそそる香りに待ちきれなくなったダニールは、両手に食器を持ち、鍋の中身を覗き込んでいた。
「やっと全部回収できたよー」
ミハイルが、アンドレイとカティア嬢と共に、矢を回収して戻ってきた。
「大変だったな。あともう少しで完成するから待っててくれ」
「わーい、魔力使い過ぎてお腹ぺこぺこだよ〜」
ミハイルが両手を上げて、はしゃいでみせた。
「ダニール……お前のせいでこうなったというのに、何でお前は何もしないんだよ」
アンドレイがいつもながら鋭い口調で言うと、ダニールがとぼけた顔で答える。
「いや、俺、一番戦ってただろ? それに、見てみろ。俺はちゃんと火の番をしてたぞ」
そう言ってダニールは鍋を指差した。
「一番戦ってたのはミハイルだろ。それにお前、鍋の中身を眺めてただけじゃないか」
アンドレイが呆れたように言うと、ダニールは両腕を突き出してアンドレイに反論し始めた。
「見ろよ、この傷だらけの腕! 激戦の後だって証拠じゃねーか! いてーのなんのって……だからさ、そろそろ治癒してくれね?」
結局泣き言だった。しかし、アンドレイはそれを一瞥しただけで、冷ややかに返す。
「自業自得だろ? その程度の傷、お前なら舐めとけば治るだろ」
「俺の唾液にそんな能力あるわけないだろ? 頼むよ、アンドレイ! ミハイル、お前からもお願いしてくれよ〜」
「僕は治癒してもらえたからなー」
ミハイルは顎に指を当てながら答えると、ダニールをちらりと見た。そんなミハイルを、ダニールは信じられないといった顔で見返した。
「酷くね? 自分だけ治癒してもらえれば、俺のことはどーでもいいわけ?」
「僕、ダニールのそういう、自分を棚に上げちゃうようなところ、好きだよ」
ミハイルはにっこり笑った。
「くそっ。アンドレイ、お願いだから治癒してくれ」
懇願しながらも、両手の食器を手放さないダニールに冷たい視線を向けつつ、アンドレイはため息を吐いて治癒の詠唱を始めた。
そのやり取りを楽しげに見ていたカティア嬢は、笑顔のままサーシャの元へと近づいて行き、ベルトポーチを漁り始めた。
サーシャに何かするつもりなのだろうか。懲りもせずにまた余計なことをして、後で怒られるだろうにとイヴァンは思いつつも、その可愛らしい行動にくすりと笑った。
それからイヴァンはミハイルに目を向けた。先ほどのサーシャとの戦いで見せた、背中から伸びた光る腕の正体は何だったのか。気になって仕方なかった。
ダニールたちを笑顔で眺めていたミハイルが振り返り、イヴァンと目が合った。
「イヴァン、あと何をするの? 手伝うよ」
「ああ、なら、そのシチューを人数分よそってくれ」
「まかせて〜」
「……ミハイル。一つ訊いてもいいか?」
「……さっきの戦闘のこと、かな?」
ミハイルはシチューをよそりながら、声のトーンを変えずに言った。
「言えないことならいいんだ。ただ、見たこともない力だったから気になってな……」
「言えないことではないよ。嫌われる力ではあるけどね……。あれは、魔力を凝縮して形にしたもの……でいいはずだよ。仕組みは教わってないからわからないけど、魔法使いが魔法を放つ時に陣ができるでしょ? あれも魔力が凝縮されて可視化されたものらしいんだ。ただ、僕たちの使う力とは似ているようで違うんだよね。魔法使いは精霊の力を借りるけど、僕たちはそうじゃない。魔力そのものを形にして使う……とでも言えばいいのかな」
そう言ってミハイルはイヴァンを見つめ、目を細めた。
嫌われる力? それに、“僕たち”とは、いったい何を指しているのか。まるで他人事のように言うミハイルに、イヴァンが戸惑っていると、ダニールがずっと手にしていた食器を持って来た。
「ミハイルは、半分魔族なんだよ」
あっさりと発せられたその言葉に、イヴァンは驚きを露わにした。
魔族の存在は知っていた。だが、その姿は人族と殆ど変わらないと言われていて、出会ったことがなければ違いに気付かないだろうという話までは聞いたことがあった。
しかし、魔族は警戒心が強く、自らその正体を明かすことはないという話だ。
「なっ、お前っ! それはミハイルの秘密じゃないのか?! 本人を差し置いてお前が明かすとか、どうなんだ?!」
驚きの余りイヴァンが声を荒げるが、ダニールは何食わぬ顔でイヴァンを見た。
「別に、お前に教えたところで何も変わらないだろ? ミハイルの秘密を知って、危害を加えるとか態度を変えるとか、お前はしないだろ」
「確かに……そうだが……」
そうは言っても、大切なことを本人以外が口にするということが、イヴァンにはどうにも納得いかなかった。
腑に落ちない顔でイヴァンがミハイルを見ると、軽く笑んで返してきた。
「いいんだよ、イヴァン。僕、このことはダニールに任せてるんだ。こんなんだけど、ダニールは人を見る目があるんだよ。ダニールが話しても大丈夫と思うなら、大丈夫なんだ」
「こんなんってなんだよ! すげー男だろ!」
「あはは、そうだね〜。僕はいつでも凄いって思ってるよ」
「それ、本当に思ってるのか?」
ダニールのその言葉に、ミハイルは笑っただけだった。
ミハイルがそう言うのであれば、イヴァンは納得せざるを得なかった。それに、それだけ自分が信用されているということでもある。
「その、魔力そのものの形を変えて使う力というのは、魔族特有のものなのか?」
「そうだね。見た目は人族と変わらないけど、魔族は身体の作りが違うんだ。だからこそ、魔法が使えない代わりに、魔力を操作することに長けているって感じかな。まあ、僕は魔族の血が半分だけだからね。純血の魔族より、色々と弱いんだよね」
そう言うミハイルの笑顔に少し違和感を覚えた。だが、目が合うとにこりとするいつも通りの表情に、気のせいだったのかもしれないとイヴァンは思った。
「はい、人数分よそったよ。これで昼食は完成かな?」
「あ、ああ、そうだな」
「よっしゃー! 飯だーーー!」
ダニールが騒ぎ立てると、カティア嬢が振り向いて、体を弾ませながらこちらに向かってきた。ふと見ると、サーシャの髪は数か所編み込まれ、小さなリボンで結ばれていた。
それを見て、イヴァンは苦笑いするしかなかった。
一同は食事を始めた。ダニールは相変わらず一心不乱に食べている。カティア嬢も、顔に“美味しい”と書いてあるかのように目を閉じて食べていた。その顔を見ているとイヴァンの心は満たされるようだった。
だが、先ほどのミハイルの話がどうにも気になり、イヴァンは食事の手を止めて考え込んだ。
ミハイルが弱いとは、どういうことだろう。サーシャにあれだけ渡り合えていて、ミハイルが弱いとなると、純血の魔族とはそれほど強い存在なのか? そういえば、ミハイルの力を見てもカティア嬢は何の反応を示さなかった。
「もしかして、カティア嬢は魔族の力を見たことあるのか?」
イヴァンが尋ねると、カティア嬢は口をもぐもぐさせてイヴァンを見てから、それを飲み込んで答えた。
「あー。私のお父さん魔族のハーフなんで、お兄ちゃんが剣を持っちゃった時とかに、あんな感じで戦ってました」
その言葉にイヴァンは、普通に驚いてしまった。もうカティア嬢の身内が凄い存在でも素直に驚けないと思っていたのに、まだ驚ける隙間があったようだ。
「なるほど、そういうことか。カティアちゃんの家族がこの森に棲んでいる理由はそれかもしれないな」
アンドレイが納得したように言った。しかしイヴァンにはその理由がわからず、首を傾げてアンドレイを見た。
「どういうことだ?」
イヴァンが尋ねると、アンドレイは答えずにミハイルに視線を送った。するとミハイルがそれを受けて頷き口を開いた。
「本当は、もっと早く伝えるべきだったんだろうけど……実は、魔族や僕のようなハーフは魔物に狙われやすいんだ。ほら、あの“街道喰らい”の討伐の時、僕が狙われてたでしょ? あれはそれが理由なんだよね」
ミハイルの言葉に、イヴァンは以前の“街道喰らい”の一件を振り返った。“街道喰らい”が執拗にミハイルを狙っていた。だが、理由を知った今、あの時の状況に納得できた。
「この森は、奥に行けば行くほど、魔物が居ないみたいなんだ。多分、入って来れない程にここは清浄化されてるんだろね? もしかしたら精霊密度が高いのかも」
精霊密度? イヴァンが初めて聞く言葉だった。精霊が多くいるということだろうか。
「僕もこういう場所で生きていけばいいんだろうけど、そうなるとダニールが退屈で死んじゃうからな」
そう言ってミハイルは肩をすくめてみせた。確かに、ダニールではこんな静かな場所で生きていくのには性に合わないだろう。だが仲間といる代わりにミハイルは魔物に狙われ、一緒にいる仲間もそれに巻き込まれるということなら、この三人はそれを覚悟して一緒にいるということだ。
イヴァンが思っていた以上に、『灰色の刻』の絆は深いのかもしれない。それゆえに、あの隙のない連携が生まれているのだろう。
「ミハイルは、なぜ冒険者をしているんだ? 冒険者をしていない方が安全なんじゃないか?」
「そうだね。確かにこの森みたいな場所なら、ずっといても問題ないだろうけど……普通の街とかに居続けると、そこに魔物が来てしまうんだよ。だから動ける魔族たちは常に移動してるんだ。でも街の外に行けば魔物がいるでしょ? 結局、戦わなきゃいけないんだから、そうなると冒険者はうってつけの職業なんだよ」
確かに、そう言われると理にかなっていた。どうせ狙われるのなら、自ら向かって行っても同じということか。
「別にそれが魔族の掟とかそういうのじゃないんだけどさ。街には小さい子たちもいるから、自然とみんな冒険者になることを選ぶんだ。それでも魔族とわかればパーティにも入れてもらえなかったりするから、僕はダニールとアンドレイに出会えたことに心底感謝してるんだ」
それからミハイルは満面の笑顔を浮かべた。イヴァンは何となく、初めてミハイルの笑顔を見たような気がした。
「それなら、魔族の人たちでこの森に暮らすんじゃ駄目なんですかね?」
カティア嬢がミハイルに尋ねた。
「数人くらいなら大丈夫だろうけど、大勢の魔族が暮らしてしまえば、この森の清浄さは一気に損なわれて、そこらの森と変わらなくなるだろうね。魔族ってのはそういう生き物なんだ……。それに冒険者の方が魔族にも都合がいいしね」
イヴァンは、その言葉が気になり、どう尋ねるべきかを考えていた。すると、ミハイルが軽い調子で声をかけてきた。
「イヴァン、凄く気になるって顔してるね。そうだな……」
そう言ってミハイルはカティア嬢を見た。
「イヴァンの頑張り次第で、カティアちゃんのお父さんか、お父さんのご両親のどちらかから教えてもらえるんじゃないかな。きっとその人は長生きしてるから、僕なんかよりも色々知ってるはずだよ。何せ純血の魔族だからね」
関わりがなければ深く知ろうとするなと言われたようだった。気になることばかりだったが、これ以上は訊けないなと、イヴァンは思った。
それから昼食を終えて、一行は森を進み始めた。眠っているサーシャはミハイルが運ぶと言って背負っている。
背の高い木々とその隙間から差し込む木漏れ日。鳥のさえずりが響くだけの静かな森。時折、動物が草木を揺らして現れるが、そのまま茂みへと姿を消していく。
澄んだ空気を吸いながら歩いていると、ふとイヴァンは過去のことを思い出した。
そういえば昔、深翠の森に入って迷ったことがあったな……。
まだ剣を覚えて間もない頃に、力試しのつもりでヴォロビク男爵領にある深翠の森へ足を踏み入れたことがあった。同じ森でもその場所は他の森のように魔物が居た。それでも当時のイヴァンでも勝てる程度の魔物だった。しかし、イヴァンはその森で迷ってしまった。森から出ることが出来ずに、彷徨っていたところ、親切な人に助けられて無事に出ることができたのだ。
確か、あの人……幼い姉妹を連れていたな……。姉の方は綺麗な顔立ちをしていたが、横暴で口が悪く、正直なところ嫌いだった。だが、妹の方は見た目も可愛らしく、言動にも愛らしさがあった。何度も会いに行っては一緒に遊んだ。妹のモラナ以外の女の子を可愛いと思ったのは、初めてだった。今ならわかる。あれは自分の初恋だったと。
けれど、ヴォロビク男爵領に父親の仕事で来ていた姉妹は、仕事を終えた父と共に帰ってしまった。そこでイヴァンの初恋は終わった。
あの人たちの名前……あの頃は覚えていたのに、いつの間にか忘れてしまったな……。それでも、あの少女のことを思い出すと、今でも胸が高鳴った。
「お前、今、いやらしいこと考えてただろ」
ダニールが突然声をかけてきた。いつの間にかイヴァンの横に来て、じっとこちらを眺めている。
「な、なに言ってるんだ! そんな訳ないだろ!」
「じゃあ、なんでニヤついてたんだよ」
「ニヤついてなんかいなかっただろ! 少し昔のことを思い出してただけだ」
そう言いながらイヴァンが咳ばらいをすると、ダニールは疑ったような目でイヴァンを見てきた。
「ああ、昔のいやらしいことを思い出してたってことか」
「だから違うと言っているだろ!」
その時、カティア嬢がこちらを見て笑ってるのに気付いた。まさかカティア嬢にも同じように思われているのではないかと、イヴァンは焦った。
「どうせその顔で昔から女を侍らせてたんだろ。そりゃ、いやらしいことの一つや二つあってもおかしくないよな。羨ましい限りだぜ」
ダニールのその言葉でイヴァンの苛立ちは頂点に達し、勢いよく手を伸ばしてダニールの両頬を指が食い込むほどに掴んだ。
「何度も言わせるな。違うと言ってるだろ」
「じょ、じょーらんらろ。むくぃになんなろ」
ダニールが何を言っているかわからないが、苛立ちで手に力が入る。
「ちょ! むぁ! むぁっちぇ! あぎょくだきぇる!」
ダニールが半泣きになりながらイヴァンの腕をバンバン叩いてきた。仕方なく手を放し、イヴァンは息を吐いた。
ダニールはしゃがみ込んで両手で頬を押さえると、口をパクパクさせて顎の動きを確認していた。そこでアンドレイがダニールを蹴飛ばした。
「いてっ!」
「おい、いちいち余計なことをするな。先に進めないだろ」
「だからって蹴ることないだろ!」
ダニールは立ち上がってアンドレイに抗議した。
「駄目だったのか? お前なら蹴ってもいいと思っていた」
アンドレイが悪びれもせずに言うと、ミハイルが笑った。
「あはは。僕もダニールには何してもいいと思ってた」
ミハイルのその言葉に、イヴァンは納得してしまった。確かにダニールになら何してもいいと思っていた。思わず頷いてると、ダニールがこっちを見てきた。
「なんでそこで頷いてるんだよ、イヴァン」
「俺もお前には何をしてもいいと思っていた」
「は?」
ダニールが信じられないといった顔をしたその時──
「え、私もそう思ってました」
カティア嬢の言葉にダニールが更に驚きの顔をした。
「逆になんで駄目なのか言ってみろ」
アンドレイがそう言うとダニールが肩を落とした。
「いや、駄目というか、もっと大切に扱ってくれよ。満場一致とか……悲しくなってきたわ」
「ダニール、僕はいつでも大切に思ってるよ」
「うん、だったらそう扱ってくれ」
そう言ってしょぼくれるダニールを見てミハイルは楽しそうに笑った。
「そんなことより、イヴァン。昔のことってどんなこと?」
「ミハイル?」
わざとらしくミハイルが話を切り替えると、ダニールが悲しそうに名前を呼んだ。それでもミハイルは無視してイヴァンを見ている。
「あ、ああ。昔、調子に乗って一人で深翠の森に入って、出れなくなったことがあってな。それを思い出していたんだ」
イヴァンもダニールを無視してミハイルに言った。ダニールが肩を落としながらトボトボと歩き出した。
「へー、森で迷子になっちゃったんだね。よく帰れたね」
そう言いながらミハイルも歩き出し、皆も歩き出した。イヴァンも歩みを進めながら答えた。
「たまたま森に来ていた人に、助けてもらったんだ。運がよかった」
「それが美人のお姉さんだったのか?」
ダニールが突拍子もないことを聞いてきた。イヴァンは睨みながらダニールに返した。
「なぜそうなる」
「じゃなきゃ、ニヤついたりしないだろ」
「だから、ニヤついていないと言っているだろ!」
イヴァンが言い返すと、ダニールが懲りずに更に言ってきた。
「じゃあ、どんな人だったんだよ」
「物静かな男性だったな。子供を連れてた」
イヴァンがそう言うと、ミハイルが笑顔でイヴァンに振り返りながら言う。
「その男性と子供って、カティアちゃんのお父さんと、カティアちゃんとサーシャだったりして!」
しかし、カティア嬢が首を振りながら言った。
「多分、その人、うちのお父さんじゃないと思います。お父さん、物静かな人じゃないので。どちらかと言うと、騒がしい人なんです」
「そもそも、連れていた子供は姉妹だ。それに俺の実家の領地の森でのことだ。ここからは程遠い場所だ」
イヴァンが付け足すように言うと、ミハイルは腕を頭の上で組んでつまらなそうに残念がった。
「なーんだ。もしそうなら運命的な出会いだと思ったのにな〜」
「なるほど……その姉妹が美人だったのか!」
ダニールがまた話を戻してきたが、イヴァンは呆れ過ぎて怒る気力も失せていた。
「お前の頭は女のことしか考えられないのか……。当時は子供だぞ。美人も何もない。まあ……確かに、顔立ちは良かったが……」
イヴァンは思い出しながら、話を続けた。
「姉の方は態度も口も悪くて、向こうも俺も嫌っていたな。妹の方は、見た目も性格も可愛かっ──た……と思う」
イヴァンは言い切る前に、恥ずかしいことを言っていると気付き、咄嗟に言葉を少し濁した。だが、今更だった。
「なるほど、妹の方か」
ダニールはニヤニヤして納得していた。
思わずカティア嬢を見るが、目が合った途端ににっこり笑ってきただけだった。
別に何かを期待していたわけではない。けれど、こうも何の反応もないと、本当に自分には興味がないのだと思い知らされる。少しくらいは、何かしらの反応を見せてほしかった。
どうしたら、自分を意識してくれるのだろうか。サーシャに勝てばいいのだろうか。こんな風に自分が悩むことになるなんて、出会う前には想像もしていなかった。こんなにも自信を失う日が来るとは、思いもしなかった。
ご感想・レビュー・誤字報告など、ぜひお気軽にいただけたら嬉しいです。
「ここが気になった」「このキャラが印象に残った」など、一言だけでもとても励みになります。
いただいたご感想は、今後の創作の参考として大切に読ませていただきます。
楽しんでいただけましたら、ぜひ気軽にお声を聞かせてください。




