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文化祭①

<それでは!!ここに我が校第93回目の文化祭スタートです!!!>


理事長がそう話し生徒が各々自分のクラスに戻っていく。


梨佳はどこだ?


「梨佳~」


「あ、お姉ちゃん!」


「大丈夫か?緊張してないか??」


「今のとこは平気かな・・・」


梨佳が言う。まぁ女子のセーラー服も慣れさせたし問題ないか。


文化祭開始の10時まであと25分、私も準備しなければ・・・。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「はい、じゃぁ梨佳さん着替えてきてくださいな!」


「はぁ~ぃ」


そういって梨佳さんがトイレに着替えに教室から出る。


「あ~梨佳くんのメイド姿早く見たい」

「絶対可愛いよね」

「奉仕してもらいたいなぁ」

「あの顔でメイド服が似合わないはずが無い」


女子が話す。よく梨佳さんのメイド姿を見ている私は幸せ者なのかも・・・



ガラ



・・・・・・・・・・・・・・


教室が静まり返る


「ん~??なんか変かな??」


<<<可愛い!!!!!!!!>>>


学校全体に響き渡るようなみんなの声


「みんなうるさいよ!!」

梨佳くんが言う


「いやぁ凄いな」


「あぁ」


祐太さんと翔太さんがしみじみ飲み物を片手に梨佳さんのメイド姿を見ながら話している。

完全にショーパブに来てるおっさんみたいww


「さ、んじゃメイクするよ~」


「お願いします愛梨さんっ」


「んっ」


そういって席に座って梨佳さんが目を瞑る


「うわ。いますっごいなんかドキッとした」

「確かに・・・なんか色気感じた・・・」


クラスの女子たちが話す。


確かに今の梨佳さん、なんかすごい堂々としてるからいつもの梨佳さんみたいには

見えないかも。これで仕事してるからきっとピリッとなってるんだろうなぁ


「はい!おしまい!!」


「わ~ぃありがと~!」


梨佳さんがそういって立ち上がる


<<<おぉぉぉぉ!!!>>>


またしてもクラスのみんなが声を出す


ガラ

「我が弟の様子はどうだ」


「あっお姉ちゃんっ!!と美和さんと夏蓮さんっ!!」


梨佳さんがそういうとすぐさま走って梨沙さんに抱きつく


「こらっっ人前で!!」


「あっっごめん・・・」


「まったく・・・まぁいいけど」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

教室が静まり返る




<<<羨ましい!!!!>>>


またまた教室のみんなの声

これは梨沙さんに向けられたものだ


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




「梨沙さ~ん、美和さ~ん!!」


ん?何だ?


「あらどうしたの?敵情視察かしら??」

美和が言う。


「違いますよ!私たち自由時間になったので時間が合えば一緒にどうかな~と思いまして」


「あら、そんなこと全然いいよ~梨沙も大丈夫だから」


と答える美和。わたしまだ何にも言ってないんだけど・・・


「それじゃぁ一緒に行きましょ~!!」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




「梨佳の感じはどうだ~??」


「ツーショット撮影で最初はめっちゃ顔が強張ってましたけど今は大丈夫だと思いますよ~」


「そうか・・・」


「嫉妬か??」

美和さんが言う。


「ち、違うし・・・・」

焦る梨沙さん、やっぱり梨佳さんのこと大好きなんだな~


「わたしも梨佳くんと写真撮りたいです」

マジ顔の夏蓮さんめっちゃ本気だ、ちょっと怖い


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


ズラァァァァァ


「梨佳のクラス人並びすぎじゃね??」


「俗に言う梨佳待ちってやつだな・・・しかし女子が多い」


「うちの生徒も多いですけど他校の生徒も多いですね・・・」


「くそったれ女どもめ」


「梨沙の本音出ました~!!はいブラコン!!」


「ブラコンじゃね~し!姉弟愛だし!!」


「あんたね間違えてる」


「何が?」


「兄妹愛でしょ?」


「なぜ?」


「どう考えても梨沙が兄、梨佳が妹にしか見えないでしょ」


「まぁ・・・それは認めるしか出来ないけど・・・」

美和さんと梨沙さんのコントみたいな会話を聞いているとようやく私たちの順番になる。



「あっお姉ちゃん!!んに美和さん夏蓮さんに愛梨さん!!」


「順調みたいですね」


「うん!なんとか・・・もうフラフラだけど・・・」


「おい祐太!」

梨沙さんが言う。



「なんだ?」



「ここの金管理してんのお前か?」



「そうだけど」



「全員タダにしろ」



「え?」



「え?じゃねーよタダ」



「ったく仕方ねーなぁほんじゃ全メニュー50円でいいよ」



「タダ」



「え?」



「タダ」



「・・・・・・・・・・・・・分かりました」


祐太さん敗北・・・なんかすっごい押されてた気が


「こんなんだから大事な場面で押し出し四球出しちゃうんだよ」



「うるせっ」


そういって茶化す美和さん。ほんと仲がいいというか

素敵な関係ですね


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「よしじゃぁ梨佳とツーショット撮るぞ~」

梨沙さんが言う。


「えぇぇ?ほんとに撮るの~?なんか恥ずかしいなぁ・・・」


「いつも一緒に居るから大丈夫だろ~?」


「いつも一緒に居るから恥ずかしいんだよ!」

梨佳さんが言う。まぁ確かにわたしもメイド姿で知ってる人と写真撮るの恥ずかしいかも・・・














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