文化祭準備&西園寺先生の気遣い
『はい!じゃあHRはこれで終わり!各自文化祭の準備を行ってください!買出し班と喫茶店準備班
分かれてください!いいですか~???目指すは全クラス売り上げナンバーワン!!貴方たちなら出来るはずよ!!なんたって・・・・!!』
西園寺先生すっごいテンション高いなぁ
<<<なんたって??>>>
みんなが声を揃える
『このクラスには梨佳ちゃんがいるのだから~~~!!』
<<<うぉ~~~!!!!!>>>
と言って盛り上がる教室、はぁ~いいんだか悪いんだか・・・
そういって各自準備に取り掛かる
いかにも文化祭前って感じ、こういう雰囲気好きだなぁ
「梨佳くん!いや梨佳ちゃん!!」
そういって先生が僕を呼ぶ
「先生なんですかぁ~?」
「明日ついに文化祭だけど梨佳くんの料理の腕前はお姉ちゃんや愛梨さんから聞いているけど
生け花とかどう?やったことある~??」
「生け花ですか~・・・昔ちょこっとやったことがあるようなないような、、、」
「そうなのね、んまじゃあ一応経験あるってことでいいわね」
「何でですか~??」
「やったことない子が結構多くてたまにパニックになっちゃう子多いから事前に聞いてるのよ~」
「そうだったのですね~」
パニックになっちゃう子いるんだ・・・ぼく、大丈夫かな・・・ちょっと不安だなぁ。
僕の場合感性だけできっと突き刺していっちゃうと思うし・・・笑
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「よしこれでよし」
祐太くんがなにやら喫茶店のメニュー表を作ったみたいだ・・・ん~なになに??
「パンケーキ50円」
「クレープ50円」
「カキ氷50円」
「梨佳とのツーショット500円」
「梨佳からのメッセージ入りオムライス&梨佳とツーショット写真付980円」
・・・・・・・価格高くない?・・・ってかツーショットって何だし!!誰だしこの絶妙な価格
考えたの!!!!
「どうだ?梨佳、いい感じだろ??」
「ツーショットかぁ・・・」
「いいじゃね~か明日は主役なんだからよ」
「まぁ仕方ないけど・・・ってかこの絶妙な価格考えたのだれ??」
『私です、はっはっはっは』
そういって教室に入ってくる西園寺先生
そんな気がしたんだよなぁ・・・高校生にこんな価格思いつかないもん。
ツーショットを付けることで値段を上げるっていう。しかもツーショット撮影の場合は
1品買って頂くって小さく書いてあるし・・・
「流石に京都の呉服屋の娘だけありますね先生~」
「ほんとはもっと上げたかったんだけど・・・・ってそうそう梨佳くん、大変なことを忘れていました」
「どうしたんですか??」
「実は生け花の衣装なんですけど和服で行うのが慣例でして・・・浴衣とか着物は持っていますか?」
「う~んうちは多分あっても小さい時のしかないと思います。」
「だと思いまして・・・先週私の父に頼んでレンタル用のなんですけど振袖送ってもらったのでこれ
着てみませんか~??」
そう言って西園寺先生がダンボールを持ってくる。
「これなんですけど梨佳くんに合うと思って・・・どうかな~??」
先生がダンボールから取り出したのは黄色が主体の振袖だ、煌びやかで可愛い。
<<<すご~~い!!!>>>
クラスの女子が一同に言う。
「すごぃ・・・・かわぃぃ・・・」
「どう?着てくれるかな??」
「ぃぃんですか??僕が着ても・・・」
「あなた一人だけセーラー服で生け花はさせられないわ」
「先生・・・・ぁりがとうございますっッ!」
「うん!よし、これで決まりだね!あとは本番のみだね!!」
「先生」
「どうしたの祐太くん?」
「これ普通に買ったらどのくらいするんですか??」
祐太くんが先生に質問する。
「う~ん・・・」
先生がしばらく悩む。
「君たちに言うのは少し難しいんだけど・・・百貨店とかで買えばもっと安いんだけど、うちって京都ですっごく高級な生地使ってるからそうね・・・車1台買えちゃうかも・・・」
<<<えぇぇぇぇ~!!!!!!>>>
クラス全員で絶叫する。
車1台・・・・すごい・・・
明日車1台分の振袖着ちゃうんだ・・・・
ドキドキしちゃうなぁ・・・
「あと梨佳くん!もし優勝したら先生からプレゼントあげるよ!!」
「ほんとですか???」
「ほんとよ~!!だから頑張ってね!!」
「はいっ!!」
先生からのプレゼントなんだろ?
っていってても優勝しなきゃもらえないし、
頑張る気になれた!!!がんばろ~!!




