↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ロスト aiに淘汰された人たち  作者: 社会不適合中学生


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

3/3

あの時残された俺は.......

あの時、俺は何がいけなかったんだろう。

生徒会引継ぎ式後の体育館に残された少年は時岡が来るまで待たないといけないようだ。

周囲の生徒会の人間は学ランの下にボディーアーマーを着こみ、ガチャガチャとうるさい音を反響する体育館の中でヒビカセまくり、装備のない少年を見てはバカにするような視線を送ってくる。


少年はそんな視線にどう返したらいいかわからず動揺してしまう。

動揺した少年を見た生徒会副委員長で俗にいう陽キャといわれている「藤岡」

は日焼けをしたどこにでもいそうな個性のない顔をにやにやとさせて糸を引いている口を開き、拡声器のような甲高いを声で言い放つ。


「おいおいこいつまた残らされているぜ?居眠りなんかするからだよ。馬鹿だな」

と持っていた銀色の折り畳み式金属製椅子を置き、腹を抱えながら言い続ける。


言い続けている藤岡を周囲の人間は一切止める気配がない。

ほかの生徒会の連中は金色の真鍮製生徒会バッチを学ランやセーラー服の上ポケットの外側に引っ掛け自慢するかのように着込んでいる。


生徒会の連中が着けている真鍮のバッチがが体育館の屋根に吊り下げられている照明の明かりを反射し、悪党ように扱われている少年の眼球に向かってピカピカと差し込んでいく。


「う、目が!目が痛い」


少年は目の痛みに耐えきれずに叫んでしまう。

だがその叫び声を気にしてやめる善良な生徒会連中はここの学校には誰一人いなかった。

むしろ高笑いする人間が増える始末だ。


少年は自分の何がいけなかったんだろうと考え始める。


考え始めると次々と思いだしてくる。

中2の7月。あの時の俺は政府公認学校「中度教育機関 柏支部」に不満を持ち止めてしまったんだっけ。

それで少年はは学区内に合った公立の中学校「松井市立並川地区中学校」に転校するしかなった。

転校初日は確か晴天だったはずだ。


晴天だからなのかあ知らないがとにかく気温が高く、蒸し焼きにされるような感覚を味わった。

無駄に長い階段をさっき走っていた時と同じようなゼイゼイという呼吸音をお構いなしにしてしまったこと。


周囲のクラスメートが6月の全校文化祭で盛り上がっているときに冷笑してしまったことなのかもしれないしって思い返してしまうときりがない。


「はっ!」と気が付いた少年は時岡が来るその時までを慎重に待つ。

体育館の2階の大きなよく磨かれた窓からは暗くなった青空が夕焼けを多り越して真っ暗な星一つない夜空に代わってしまい、窓越しに見えたのは月ではなく、別の星からこちらを監視しているという噂の衛星のドット1つ分の光と、アーティストによる空間の裂け目のような5角形の星のような白い図形だった。


少年は窓から見えるその光景におびえることはなかった。

なぜなら毎日夜になるとこんな光景が広がっているからである。


少年はそんな光景に少し安堵しながらも、生徒会の連中が家に帰り出した体育館の中でただぼーっと待っている。





皆様こんにちは社会不適合中学生です。

皆様お楽しみいただけたでしょうか。

私は正直能力がないと思っています。

こんな零細の作品を読んでくださりありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。