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とある蝶の幼虫時の記憶

みるからに わるそうで こわそうで あうとろーてきな ようちゅうが やってきた。

ぶるぶるふるえる わたしを にらむそのからだは わたしよりずっとおおきい。

そして たぶんわたしよりも つよい。

わたしも あずーるばたふらい(ようちゅう)ということで しんかしたらすごくつよいけど

いまは よわいの。 たぶんめのまえの ようちゅうも まだよわいけど わたしよりはつよい。

れべるが わたしよりたかそうだ。

すこしずつきょりをつめてきてる。 たべられちゃうのかな?

……こわい。すごくこわいな。

まだしにたくないよ。だれかたすけて。


そう思っていた時だった。彼女を王子様(芋虫)が救いに来た。

颯爽と悪者をステージから退場させるとパリスくんは現れたんだ。



これがわたしの初恋。お嫁さんになってあげるねって昔言ったことまだ覚えてる?

わたしは今も本気だよ。

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