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蝶カッコいいパリス様VSグレートフィッシャーキノコマン

この先生キノコれない?

菌糸の森、それはキノコの王国である。食べたものを一時的に巨大化させたり、

一度きりではあるが即死に近い状態からでも急速に再生させたりするような蘇生といってもいい効果のある有用なキノコから、

危険極まりないキノコ系モンスターまで各種取り揃えている。


特に蘇生のキノコに関してはどんな生き物でも喉から手が出るほど欲しいものであろう。

この危険な森にわざわざ冒険者が危険を冒して入ってくるのもそれが最たる原因だ。

しかし蘇生のキノコはそう簡単に手に入るものではない。。

また、非常に珍しいものであるし発生場所や条件も明らかになってはいない。

モンスターに食べられて無くなっていることもある。

なにより蘇生のキノコによく似た毒キノコや酷似した疑似餌を地表に出したキノコ系モンスターもいるからだ。


グレートフィッシャーキノコマン


RANK Aの地表のキノコを餌に獲物を襲うモンスターだ。

有用なキノコやら美味しそうなキノコやら本当に様々なキノコに似せた疑似餌を自在に使いこなすモンスターである

グレートフィッシャーキノコマンは今回は美味しそうなキノコを餌にしてみた。


そしてそのエサにみすみす引っかかってしまった阿呆がコチラだ。1・2・3




「ん?あのキノコうまそうじゃね?まさにこのパリス様に食べられるために生まれてきたようなキノコだな。

よしよしこのオレがしっかりと食してやろ――うわ、なにする、やめr」



キノコを食べようとしてふらふらと近寄った挙句が…ごらんの有様だよ!!

キノコに触れた瞬間その周囲から大量に伸びて絡み付く触手のような菌糸。

なぜ18菌なのかわからない18菌のようなモンスターの攻撃に完全に油断しきっていたパリスは不意を突かれた。

一応透明化はしていたのだがショック反応式には姿を隠したところで意味は無い。

まぁ触手に絡まれたパリスの詳しい描写は省く。だってオスでモンスターな触手にヤラれ姿って誰得でもないし。



スキル『回転』で逃げようとするもかなり深く絡みつかれており、回転の始動がなかなかうまくいかない。

非力な蝶族の力では拘束を振りほどくほどの始点の力は発生させられない。一度回転が乗れば何とか振りほどけるのだが、

それはあくまでそうであったらの話だ。この残酷な世界にIFばかりの夢想家は生き残れない。

そうして逃げようとしてなかなかうまくいかない中、遂に本体が姿を現しパリスを捕食しようとした。

その姿は巨大なアフロで蝶を捕えたギリギリ人型と呼べないこともないが人型と呼ぶには形が崩れすぎているし、

眼も鼻も耳もなくところどころ全身に穴が開いている程度だ。

またその下半身は吸盤の様でやっぱり人型とは呼ばない方が適切かもしれない。


パリスは今度はヘルペインメイカーがそうしたように『感覚操作』で直接痛みを加えたが、

偶然にもこのグレートフィッシャーキノコマンは、

『非外傷性攻撃無効』という対ヘルペインキラー用かのようなレアスキルを持っている個体であったため無意味に終わってしまった。


もはや時間が無い中、パリスは思いついた中で最もとりたくない最後の手段をとることにした。


パリスは以前『可燃付加』をした糸を吐いてそれを発火させたことがあるが口の周りにも触手が絡み付いているため、

今それを実行すると頭部付近で糸が触手にとどめられ顔面大やけどの事態に陥る。

イケメンでなくなるとかそういう問題ではない。

スキルで火属性の技を使うことはできるもののパリスは火属性が弱点だ。

多少火属性耐性があるが無かったら普通に死ねる。





だから彼は彼の翅に弱く『可燃付加』をし発火させた。

本来燃えやすいものではない硝子のような翅を強制的に発火物に変えて燃焼させる。

文字通り身体が焼ける痛みに耐えたパリスとは逆にグレートフィッシャーキノコマンはその拘束を弱めてしまった。

パリスはすかさず回転を加え拘束から抜け出そうとする。

火はすぐに消えたもののいまだ余熱が残るその翅はさながら炙ったナイフだ。

拷問器具のような翅で絡み付いた触手に刻みを入れ続けると触手の拘束は短い間ではあったが完全に解放された。

隙があれば逃げようと激痛が大半を占める意識の中でも確かな意識を持っていたパリスにはそれで充分であった。





「かかった獲物に脅えた時点で手前の負けだぜ。」




拘束の外側に逃れたパリスはその翅でグレートフィッシャーキノコマンの身体を刻み続ける。

先程のパリスとは対照的にグレートフィッシャーキノコマンはその痛みに耐えきれず暴れる。




「その程度か…、所詮はキノコだな。」



パリスは以前プレデタートリュフにした戦法を再度とる。

『可燃付加』をした糸を吐き出しグレートフィッシャーキノコマンの傷口を縛るように巻きつける。




「燃えろ」





糸を『発火』させる。しかしその炎は間もなく消える。

いやパリスが意図的に消したのだ。予め可燃性を調節して。


グレートフィッシャーキノコマンがようやくその身体から熱が抜けてきたころ再度パリスはその身体を翅で切り刻んだ。



「楽に死ねると思うなよ?オレはドSなんだ。……可愛い女の子意外にはな。」






グレートフィッシャーキノコマンは度重なる拷問の中倒れた。

死因は焼死でも斬死でもない。――――――――――――苦痛によるショック死だ。





パリスは火傷の為しばらくの間透明化の効果が低下しました。

キノコノコノコ RANK F

様々なキノコモンスターに進化する可能性を持った基礎キノコモンスターの一種。元気なキノコ。


フィッシャーキノコマン RANK E

チョウチンアンコウのように地表に疑似餌のようにキノコを出しておいて食べようとした獲物を本体が襲うキノコモンスター。

ぬかるんだ場所を好む。


ハイフィッシャーキノコマン RANK D-


スーパーフィッシャーキノコマン RANK D+


ハイパーフィッシャーキノコマン RANK C


ウルトラフィッシャーキノコマン RANK B


グレートフイッシャーキノコマン RANK A


ミラクルフィッシャーキノコマン RANK S-


レジェンドフィッシャーキノコマン


ファイナルフィッシャーキノコマン

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