1から
俺はあの日大切なものを失った。だが俺の後悔は間違っていないと思っている。志帆姉の家にある自分の部屋に篭りながらそう考えていた。
志帆姉たちからは俺が優と同じITの高校に入るため浪人しているという話になっている。
そんな中、チャイムが鳴った。今家には誰もいないため俺が出た。
「迅雷君であってるかな?」
そこにはなぜか間花先生がいた
俺はリビングに先生を案内しお茶を出した。
「君の件について学校側で少し揉めててな。実は君は合格基準に達していたのに合格通知が送られなかった。これは我々が起こしたミスだそこで君には三つ選択肢がある」
間花先生は資料を出した
「一つ目は辞退することまぁぶっちゃけこれはお勧めしない。二つ目は来年の新入生として入ることこっちの方が君は楽かもな」
最後はすこしためていった。
「三つ目は編入生として入ること。この時期だし人間関係とか色々難しいと思うけどどうする?」
俺は3と即答した
「それじゃまた親御さんがいる時に来るよ」
本日はお越しいただきありがとうございました。
「迅雷任務ご苦労だった」
迅雷は驚きと嬉しさで満ちながら良い返事をした。
私の能力は記憶を記録できる。私の記録に私以外誰も変更を加えられない。迅雷という人物が学園にはいないのに私の記録には残っていた。なら取るべきアクションは決まっている。
彼女は嬉しそうな足取りで学校へ戻っていった。
「久しぶりの学校でワクワクしてると思うけど編入生を紹介するね」
迅雷は不思議な気分だった。この前まで普通に過ごしていた学校で編入生として扱われるとは
「1年1組 神楽迅雷です。よろしくお願いします。」
俺の学校生活は新しく始まることとなった。




