水の神様
「どうして地球に来たの?」
「自分の星が火山活動が活発化し硫化水素が広がり作物が枯れ始めるようになりました」
私は葛城G、元サイボーグドラゴンの龍神と神樹【ユグドラシル】の混血だ。シャワーを浴びようとしたらパンダゴニア帝国(帝星国家)の身長一六〇㎝前後のきのこ型宇宙人の偉い人らしき人が部下を引き連れて家の中に入っていた。私を見るなり土下座みたいな姿勢で「水の神様ー!」と拝み始めた。
「私水の神様じゃないんだけど.....」
「この星に来る前に貴方の事調べました。川崎龍神之猛『男』様の娘、川崎茜様の細胞をもとに作られた元サイボーグだと」
「いやそうだけど......」
「猛様が我々に命を吹き込んだおかげで私達が居るのです。神よこれをお納めください」
「モノリス?」
「我が国の総統マツターケ・ポロンポロンからの貢物です」
「そんな物いらないよ」
「お気に召しませんでしたか?」
「そういうのは気持ちだけで良いよ」
「しかし、そういう訳には......」
「......じゃお言葉に甘えて」
パラサウロロフス型草食動物によると、八〇〇年もの間一度も宇宙戦争に負けたことが無いらしく、約五〇〇〇年の内乱を経て惑星を統一したらしい。そして次の日、川崎神社近くの山の上に巨大な石造りの神殿が一晩のうちに出来ていた。石壁には茜お姉ちゃんや川崎龍神之猛こと私の父親の事が書かれた道の文字や石画が書かれていた。
「G、これ何?」
「私達を祭る神殿らしいよ」
「......」




