叔父様と家系図
「茜お姉ちゃんの最初の殺しはいつ?後、何人殺した?」
「G(Genocide)は私のクローンみたいなものだからそういう記憶受け継がれているんじゃないの?」
「身体能力は変わらないけど、お姉ちゃんが持ってる過去の事とか知識無いしさ......」
「私も......昔のこと過ぎて全然覚えてない。ただ...」
「ただ?」
「最初の殺しの夜は眠れなかった」
私は葛城G、元サイボーグドラゴンで、龍神と神樹【ユグドラシル】の水色のショートカットヘアの川崎茜『女』お姉ちゃんの細胞の情報で作られた存在で自称妹だ。どうして自分が壊して倒産した会社の経営者(親)の姓を使ってるかって?。自分の誰に作られたかという証が欲しかったし、これからもこの入れ墨(名前)を背負っていく。
「眠れなかった?」
「けど、そのうち慣れた、ほとんど人間ばかりだったから」
「襲われたの?」
「私が女だから」
「女だから?それって男より力が弱いっていう......」
「ま、そんなところだね。舐めてかかってきたやつ全員皆殺しにした」
「......何か、バトル漫画あるあるだなぁ......」
確かに生物学的に考えれば女は男より力弱いけど。けどそれは一般的な人間の考えであって、それで優越付けるのはどうかと思う。歴史を見れば少ないながらも怪力の人も居たみたいだし。それより『川崎薬局』良いところだなぁ、まるでホテルじゃん。でもプール無いんだよね、遊ぶつもりで服の下にオレンジと白の横線が入ったビキニ着てきたのに。
「ところでさ、家系図にヨルムンガンドとかリヴァイアサンとかバジリスクが居るんだけど、どういう事?」
「どういう事って言われても......」
「そういえば水神っていたよね」
「水神?」
「水神と私達龍は同じなんだよね?」
「同じっちゃ同じだけど、人や時代によって違うし、後この世界に河童は居ない」
「え?どういう事?妖怪大百科という本には水を操る存在と書いてあったけど」
「妖怪大百科.....人間が勝手に想像して作った存在だよ」
「嘘でしょ?」
「まぁ、水を操るって点では私達と共通だし、出版社に殴りこんで修正させるのも面倒くさいし。ってその本どこで見つけたの?」
「本屋に会ったらたまたまあったんで買った」
「......そうなんだ。まぁ、間違ってはいるけど。そういう考えもあるという事理解しないとね」
「やっぱり、カッコイイより不気味だから.......」
「いや、当時のカッコイイが今の私達の怖いとか不気味だからだと私は思うよ、それに中二病って言葉もなかったし」
「科学よりオカルトの方が強い的な?」
「多分それもあるかもね」
「いろんな人の解釈は考えはあるけれど私達は龍でありドラゴンんだから!だから堂々としましょ!」
「うん、分かった」
なるほど、人間の勝手な解釈か。まぁこれが正しいとか間違ってるじゃなくて、そういう考えもあるという事も海馬に蓄えておこう。
「茜お姉ちゃん、ここってプール無いの?」
「無いけど浴室はあるよ」
「そっか......もしかして私と一緒にプールで遊びたかったの?」
「いや聞いただけ」
「海より湖の方が近いからそっちで遊んで来たら?」
「海駄目かな?今は夏だから、結構人居ると思うけど」
「戦争終わったばかりでいるかな?」
「ま、どっちでもいいじゃない?気にならなけらば」
「分かった」
という訳で、海で遊ぶことにした。瞬間移動便利だね、けど帰りのために魔術残しておこ。水飛沫がちょっとした津波になってた。何もすることが無い。砂浜で寝っ転がってみたりしたけど。太陽が眩しくて水が冷たい以外何もなかった。虚無いな...。弁当食べたら帰ろ。
「え、もう帰ってきたの?」
「何もすることなかったから」
「遊んでないの?」
「弁当食べて帰ってきた」
「楽しかった?」
「虚無」
「まあ、そうだよね。気分転換にはなったでしょ?」
「うん」
「シャワー浴びてくる」
「分かった」




