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新大日本皇国   作者: 茶太郎
17/25

内乱12

お待たせしました。

「駆逐艦二隻撤退します」


「うむ」


艦橋でリーダーらしき軍人が見張り員からの報告に頷き答える。


「命中弾がないのが残念だな松木中尉」


「仕方がありませんよ真壁艦長代理」


隣に立つ松木中尉に顔を向けた真壁艦長代理。


「全ての電子機器が使用不能状態でなんとか主砲一基だけ動かせたんですから」


日本の軍艦は自動化が進んでいる。

特に戦艦は人員削減のため主砲は完全に無人化したりしている。

それらを統轄しているのが電子機器室である。

反乱部隊は電子機器室さえ制圧すれば乗組員のほとんどが従わなくても少人数で動かせるのだが。


「まだ電子機器室に入れないのか?」


「はい、扉はロックされ切断などして無理やり開けようとしていますが艦内で一番頑丈に作られた部屋なので時間がかかります」


反乱部隊はどうやら電子機器室にまだ入れていないようだ。艦の頭脳とも言える場所なので一番頑丈に作られた部屋は中々入れないだろう。


「急がせろ。電子機器室を制圧しない限り艦を動かすことさえ出来ないのだからな。どんな手を使っても構わん」


「了解しました」

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