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【200万PV突破!】おばちゃん、探索者になる。〜老後のためにも溜め込みます〜  作者: 熾之


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71 友人と女子会



 美味しそうなドロップ品がある魔物を調べたり、キノコ料理のレシピを調べたりしながら夜を過ごす。楽しいっちゃ楽しいんだけど、何か物足りないんだよなー。可能ならばお猫様をお迎えしたい。


 やっぱり、一軒家って1人だと広すぎてちょっと寂しいのよね。


 持ち家の一軒家だからお迎えするのは可能だし、探索者は自営業みたいなものだから時間の都合もつく。今のところ資金の心配もない。これはお迎えしちゃうしかないか? 譲渡会とか保健所とか探せば出会う機会はたくさんありそうだ。


 老後、膝に猫を乗せてのんびりするのは非常に魅力的だ。今は45歳なので、お猫様の寿命を考えても最後までお世話させていただくことは出来るだろう。1匹目が20年生きたとして、65歳で2匹目をお迎えするにしても85歳は微妙なラインだ。そこまでいけるかわからないけど、1匹目なら確実に大丈夫だろう。


 お迎えする方向でいろいろ準備を始めてもいいかな。いろいろと妄想が捗るわ〜。



 ーーーー



 翌日は用事があるのでダンジョンはお休みだ。お休みだけど柔軟体操だけはしっかりとしている。ちょっとだけ柔らかくなった気がする。(正しい)継続は力なりだな。


 事前に連絡していたので良輔とは別行動だ。この後ダンジョンに行くなら連絡しなくちゃいけないけど、2階層までは自由に行けるから今日は放置でいいだろう。



 市役所(探索者協会支部)に行って探索者関係の手続きをする。急ピッチで制度が整えられていて、曖昧だった箇所や不満が多かったことに対する対応など、現場の意見を取り入れつつ少しずつ変更している。


 制度の変更点や手続きが必要な場合は探索者アプリで通知されるからそれを見て来る人も多いようだ。今回は初期費用が一部戻ってくるので申請しに来た。


 まだ先の話だが、これから探索者になる人には初心者セットが無料で贈られるようになるらしい。武器・防具・革手袋・リュックが最低限の装備としてもらえるが、品質もソコソコなので自分で購入するようになるまでのつなぎとして使うやつみたい。


 すでに自分で購入した人は10万円を上限として返金されるので、レシートを提出して申請する。協会の売店で購入した商品は履歴が残っているので、探索者カードの提示とアプリ画面を表示するだけで返金される。お手軽、ラクラク仕様だ。


 武器と盾は売店で買ったので簡単手続きで終了して、別の店で購入した軍手とリュックはレシート提出で申請した。あとは待つだけだ。


 探索者関係は終わったので、次はお猫様についてを進めよう。市役所で聞いてみたら保護団体の連絡先をいくつか教えてもらえた。あとでそこのWEBサイトにアクセスしてみよう。


 保護猫カフェもあるみたいで、実際に触れ合いながら相性をみたりできるようだ。場所は少し遠いから行くのは別の日になるかな。


 1度家に帰り保護猫の譲渡条件を調べる。大体は似たような内容だけど、保護団体によって少しずつ違うところがあるのでしっかりチェックしないといけない。


 お迎えするにあたって必要な物もたくさんあるので、まずは買い物からはじめよう。キャットウォークを壁につけたネコ部屋にするのもいいな〜。



 お昼過ぎ、大学時代の同級生から電話がきた。友人は主婦なので子供が学校に行っているこの時間は空いているそうだ。仕事も今日は休みらしい。


 時間が大丈夫なら会ってお茶しようとお誘いの電話だった。メッセージアプリで連絡はしていたけど、時間が合わなくて遊びに行ったり出来なかったから今後は行きやすくなってよかったよ。



 「あー、久しぶり〜。元気だった?」


 「元気だったよ。智子(トモコ)は?」


 「とりあえず元気。話したいことがいっぱいあるのよ。」


 「私も。子供達は元気? 2人共高校生だったっけ?」


 「高1と中2だよ。反抗期すごいよー。長男は少しマシになったけど、次男は患ってるからね。」


 「あー、中2病?」


 「そう。特にダンジョンが出来ちゃったじゃない、もーすごいわよ。今まではただのファンタジーで済んでいたのに現実になっちゃったからね。」


 「なるほど。実際に魔法使える人もいるからね。」


 「そうなの。あまりにも患ってるから長男の反抗期が治まったのよ。次男を見て思うところがあったんじゃない?」


 「治まったならよかったじゃん。病気は悪化しないことを祈るよ。あとでツラいからね。」



 お互いの近況報告をしながらダラダラと喋る。やっぱり、友人と話すのは楽しいわ。1人でのんびりするのもいいけど、たまにはこういうのもいいわね。


 「そういえば、探索者はどうなの? 楽しい?」


 「楽しいよ。前の仕事も好きだったけど、今のほうが自由にできるからね。」


 「怪我とかしてない? アンタ運動不足だったでしょ。」


 「頑張って運動してるよ。柔軟体操から始めたんだから。まだまだだけどね〜。」


 「ちょっと痩せたんじゃない? 気の所為かな?」


 「ホント!? 最近ビールばっかり呑んでるから太ったと思ってたよ。怖くて体重量ってないから…。」


 「引き締まったんじゃない?」


 「ちょっとやる気出たわ〜。良輔にジョギングと筋トレしろって言われてたからもっとやってみようかな。」


 「良輔君も探索者なんだよね? 相変わらず過保護でしょ。」


 「そうだね〜。大丈夫だとわかれば大人しくなるんだけど、それまでは口うるさいよ。」


 「アンタは変なところで抜けてんのよ。何で仕事は出来るのに他はダメなんだろうね?」


 「そこまでじゃなくない? 智子だって似たようなもんでしょ。」



 お互いのダメ出しが始まり収拾がつかなくなったけど、やっぱり楽しい〜。あ、智子の家は犬を飼っているんだった。猫ではないけど動物を飼うためのアドバイスは出来るだろうから聞いてみようかな。早くお猫様をお迎えしたいわ〜。





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― 新着の感想 ―
里親猫審査厳しいよ~?。 根掘り葉掘り聴かれ調べられる。  家もチェックされますね。
譲渡会やるボランティアサークルは単身者には猫を譲らない 小学生のいる家にも譲らない 高齢者にも譲らない 籍を入れてない者も不可 入籍して、大きい子若しくは小梨だったとしても、不測の事態で伴侶がいなく…
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