過去からの現在
中学時代~
俺、渉が中学2年生の時、早紀に出会った。
気づいた時には既に好かれていた。
小さいながらにもひた向きに頑張っている姿に好意を抱いたらしい。
早紀「好きです」
渉「...」 照れてダッシュで逃走。
目が覚める。
渉「夢か…」
眠そうな目をこすりながら洗面台に向かい顔を洗う。
渉(気づけばこの夢よく見るな…昔のことなのに…)
歯磨きを済ませ作業着に着替え、仕事に向かう。
会社~工場勤務、コンベアの流れ作業の作業員
朝礼~
所長「えー、今日は皆に大事な話がある。
皆も噂で薄々気づいていたかもしれんが、我が社は今年度一杯で元受会社のH社に吸収合併する事になった。
従って工場内の人員削減を命じられた訳だが...」
ざわつく作業員
同僚の作業員【目黒】「それってクビってことですか」
所長「日頃の勤務態度、行いがよくない人はちょっと考え物だが暫くは自主退社、という形を取らせてもらおうと思っている。
もしくは転勤ってことも頭に入れてもらいたい。
あんまりいい話じゃないから自主退社を決断してくれた人には退職金の方も少し多めに出して支援金として使ってもらいたい。
まぁ考えといてくれ。」
朝礼後~
目黒「なぁどうするよ渉」
目黒は俺と同い年。
俺が勤務して2か月程にこの会社に新卒として入社してきた。
以来一番仲のいい同僚。
渉「んー辞めて新しい職探すかなぁ...」
目黒「渉が抜けたらこの部署終わる笑」
俺はこの会社の人たちが好きだった。
5年勤めて班長にまで昇格することができたのでクビになる確率は低いと思う。
しかし平凡から少し離れて、何か新しい生活を送りたいと思う気持ちもあった。
渉「がんばれよ!未来のエース!」
笑い話で終わる。
帰宅後~
風呂上り徐にネットで求人サイト見る。
渉「本社は東京かぁ...秋田にも支社があるんだ。冬にはスノボ行き放題!
こんな所で働きたいなぁ」
カチッ(応募ボタンをクリック)
渉「ま、無理だな」
就寝~
人物紹介
主人公 清水 渉 (しみず わたる)
現時点 23歳 172㎝ 2月生まれ 福島県在住
高校に入学するも、清水家の財源であり経営者の祖父が亡くなり祖父の弟が後を継ぐが清水家とは疎遠、叔父の人の良さからか沢山の借金保証人になっていたため、死後の財産はほとんど残らず、亮太は高校をわずか半年で中退し、18までファミレスのバイト、免許取得後今の会社に契約社員として現在も勤務している。
中学時代はチビでよく「可愛い」とからかわれていたせいか、今でも可愛いという言葉に過敏に反応し嫌がる。




