表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/56

✒ 首長海竜の削ぎ落とし肉料理


──*──*──*── 新居


 解体所から戻ってたら、首長海竜の子供を見ていてくれていたマオキノの分身体が出迎えてくれた。


マオキノの分身体

「 お帰りなさいませエリ 」


セロフィート

「 キノコン、子供は温泉に離して戻りなさい 」


マオキノの分身体

「 はいですエリ 」


 セロが首長海竜の子供に魔法マジックを掛けた。

 セロに言われたマオキノの分身体は、素直に[ 洗面脱衣室・温泉 ]のドアの絵をとおると手ぶらで出てた。


マオキノの分身体

「 セロ様,マオ様、失礼致しますエリ 」


 ペコリと頭を下げたマオキノの分身体は長屋から出て行った。


マオ

「 セロ、首長海竜の子供になん魔法マジックを掛けたんだ? 」


セロフィート

「 温泉に適応出来るようにしました。

  浴室で飼いましょう。

  1体ぐらいペットがてもいでしょう 」


マオ

「 ペット?!

  首長海竜をペットにする気なのか? 」


セロフィート

「 保護すると言いました。

  問題あります? 」


マオ

「 首長海竜がペット……なんか凄いな…。

  珍しいし、連れ去られたりしないかな? 」 


セロフィート

「 心配無用です。

  調理を始めましょう 」


マオ

「 削ぎ落とし肉でなにを作るんだ? 」


セロフィート

「 ワタシに任せてください。

  マオはワタシが作るのを見て手順を覚えてください 」


マオ

「 分かったよ 」


 セロと一緒に[ 厨房・食堂 ]のドアの絵をとおった。


──*──*──*── 台所


 桶に入っている削ぎ落とし肉は下処理がされていない。

 セロに聞いたら、肉を下処理するのはぐに使わないからなんだとか。

 反対にぐ使う肉は下処理をする必要は無いみたいだ。

 たしかに下処理した肉をぐに使った記憶は無い気がする。

 着物がよごれないようにエプロンを付けて、手を洗ったら調理開始だ。

 削ぎ落とし肉の大きいのは、そとが側をフライパンで炒めたら、茹でる専用の透明な袋に入れたあと、低温で茹でてローストビーフを作るみたいだ。

 ビーフじゃないけどな!

 一口サイズに切った削ぎ落とし肉は一口サイズに切った野菜と一緒に炒められたあと、クリームシチューにするらしい。

 一口サイズに切った削ぎ落とし肉の残りは、味付けをして小麦粉をまぶしたらカラッと揚げるようだ。

 薄切りにした削ぎ落とし肉を炭火焼きにしたり──、野菜と一緒に串に刺して炭火焼きにしたり──、小麦粉をまぶして、溶き卵とパン粉を付けて油で揚げたり──、味付けをして鍋で蒸したり──、味付けしてサイコロりにした削ぎ落とし肉を炒めた米と一緒に炊いたり──、細切れにした削ぎ落とし肉を調味料で味付けをして、炒めて肉味噌を作ったり──。

 ほかにも色んな料理をセロが作ってくれた。

 これならオレにも作れそうだ。


セロフィート

「 マオ──、盛り付けます。

  手伝ってください 」


マオ

「 うん。

  色んな料理が出来たな~~ 」


 セロが用意してくれた食器に料理を盛り付けたら、テーブルの上に並べていく。

 今夜の料理も食べごたえありそうだ。


マオ

「 セロ、なにしてるんだ? 」


セロフィート

様へ御裾分けです。

  、献上品と持っていきましょう 」


マオ

明日あした献上しに行くんだな。

  勝手に開拓してるだろ、文句言われたりしないかな? 」


セロフィート

「 言わせません。

  その為の献上品です 」


マオ

「 セロが言うと、くちめの賄賂みたいだな~~。

  なんでもいから早く食べたいよ! 」


セロフィート

「 はいはい。

  では食べましょう 」


 エプロンをはずして椅子に腰を下ろして座ったら、〈 (霊妙な能き)(の主宰者、)(諸天善神)(諸菩薩) 〉に食前の祈りを捧げた。


マオ

「 いただきま~~~す! 」






マオ

「 ──そうだ。

  セロ、連行してた海賊はどうする気なんだ? 」


セロフィート

実験台モルモットに使います。

  丁度補充をしたいと思ってました。

  グッドタイミングでしたね 」


マオ

「 可哀想な海賊達だな。

  同情はしないけどさ。

  離れ小島の宝は回収するんだよな? 」


セロフィート

「 当然です。

  貴重な資金になりますし。

  離れ小島をワタシの私有地にします。

  橋を掛けて、馬車でも離れ小島へおうらい出来るようにします 」


マオ

「 マジかよ。

  離れ小島でなにをするんだ? 」


セロフィート

「 別荘でも作りましょう 」


マオ

「 別荘?? 」


セロフィート

「 里に兵士が進軍してる時の為に、離れ小島からも攻撃が出来るように大砲を取り付けます。

  離れ小島の管理は 〈 うつわ()にん(ニン)ぎょう() 〉に任せるとしましょう 」


マオ

「 兵士が里に進軍してる日なんてるのか? 」


セロフィート

なにごとも “ 備えあれば ” です 」


マオ

たしかにな。

  備えは大事だよな?

  そう言えばさ、セロは首長海竜の解体をした事があるのか? 」


セロフィート

「 ワタシは無いです。

  先代の中に解体狂がましたね。

  先代の記録を見て解体方法を覚えました 」


マオ

「 解体狂のセンダイさん……。

  聞いただけで、ヤバそうなセンダイさんだな 」


セロフィート

「 ありとあらゆる生物を解体してましたね。

  先代と先代の実験台モルモットとなったとうとい犠牲のお蔭で、ワタシもなんなく解体が出来ます。

  先人が残してくれた記録はなに1つ無駄な物はありません。

  助けになりますから、がたいです 」


マオ

「 …………じゃあさ、セロの危険で物騒極まりない実験や趣味も無駄にはならないって事か?

  未来のセロフィート達の助けになったりするって事? 」


セロフィート

「 ふふふ。

  未来にきる趣味と実験になりますね 」


マオ

「 ………………なん恩恵だな… 」






 セロと一緒に夕食ディナーの料理を食べ終わったオレは、〈 (霊妙な能き)(の主宰者、)(諸天善神)(諸菩薩) 〉へ食後の祈りを捧げた。

 セロと一緒に後片付けを始める。

 古代エンシェント魔法マジックぐに終わらせる事が出来るけど、セロと一緒に後片付けをするのは、やっぱり楽しいな(////)

 こういうなにい時間って貴重だよな(////)

 もっと大事にしたいな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] まさか、首長竜の子供を、ペットにすると言う話には、可笑しくて、腹を抱えて、笑いました。ホントに面白い小説です。 [気になる点] 無 [一言] 無
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ