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異世界でもそれなりに  作者: shokundaz
第一章 旅立ち
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第5話 戦い




「我が名はアネルカ。レッドドラゴンの王である。さっそくだが死ね」



その声は低く深く。


アネルカと名乗るドラゴンはその言葉と同時に翼を1度羽ばたかせた。


台風を凌駕するその風は一瞬で村を壊滅させた。


人々吹き飛ばされ、その場に残ったのはカズトとサクラだけであった。


「どうして!どうして私たちの村なんだ!?」


「そうだな。空から見えた。これでは不満か?」


「そ、そんな理由で………」


サクラに戦意は残っていなかった。積み上げてきた色々なモノが一瞬で消える。その現実を受け入れるのができなかった。






「あの〜、ドラゴンさーん!あっ、アネルカさんか!あなたはオスですか!?メスですか!?」


いつもと変わらないテンションで声をかけたのはカズトであった。


「ふん。我に性別などない」


「なっ、グレーゾーンかよっ……。ちょっと提案なんですけど!俺と戦って負けたら何でも言う事聞いてもらえますかー!?」


「ふはははは!面白い事を言うな人間!よかろう。貴様が我に勝てればの話だがな」


「おっけ!きたぁぁぉぁ!異世界初バトル!!!燃っえってっきったっ!」


「ほんじゃさっそく」


カズトはその場から数十メートルはあろうドラゴンの頭までジャンプし、ぶん殴った。


「なっっ!?」


「ドラゴンさーん本気で来ないと殺しちゃうかもよ〜www」


「人間風情が。とっておきを見せてやろう」


「えっ?」


カズトは呆気にとられた。ドラゴンがみるみる小さくなって自分と同じ身長くらいまで縮み、人間の姿になったのである。


「これでどうだ?」


「うっっ!?」



蹴りだった。これは前の世界では味わった事のない痛みだ。


「これで死んでくれるなよ」


その声が聞こえた瞬間、カズトはぶっ飛んでいった。




急にナレーション入りました!

こんな感じでナレーションやらカズトや

らで進めていきたいです

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