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1章閑話(下*2)

あの村外れでのダボスさん親子の特訓を見てからというものますます目が離せない気がして相変わらず見守っている。

例え母親に


「ブクタ、家の手伝いもしなさい。」


と怒られても目が離せない。


タージャが2歳にしてスライムを倒す場面を目撃する。

その衝撃はブクタの祝福にも影響を与える。

この田舎の村では無用の長物である複写の祝福。

複写とは都会では書類作成に役立つ能力で国家公務員的書記官などの最低採用条件になってるものである。

ブクタのタージャの様子を見逃すまいとする姿勢が複写の祝福に変化をもたらす、書類だけが複写できるのではなく人の動きも複写することが出来るようなったのだがこの時はまだ気付いていない。


タージャは3歳にしてスライムを2匹まとめて倒せるようになり得物も小枝から木の棒に代わり益々普通の子供からかけ離れる。


4歳になるとゴブリンを負傷しながらも倒せるようになりブクタは影ながら驚く。


5歳になると負傷することなくゴブリンを倒すことができ下手な新人兵士より明らかに強いタージャになっている。


ブクタはこれらの出来事を脳裏に焼き付けようと必死に記憶しつづけている。


こうしてブクタはタージャの剣技をブクタ自身知らないうちに完全複写してるのである。


こうしてブクタとタージャが出会い一方的にブクタに見守られるという日々が3年過ぎたのであった。


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