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5章25話

とりあえず私達は関係ないですよねと4人の前を素通りしようとしたら


「俺達は何にもやってねえのにこいつらが襲ってきたんだ。それに俺らの物も奪いやがったんだ。」


とカタリカトに黒焦げにされたダニベ兄弟が私達を指差しそう衛兵に訴えた。

その言葉を聞いた私達は襲ったのは向こうが先だったので言い掛かりだが面倒くさいことになると以心伝心で私達は聞こえなかったように行こうとしたら衛兵が


「おい、止まれ!」


と私達を呼び止め


「お前たちはこの二人に傷害、窃盗をしたとこのように訴えられている。このままだと投獄されるが何か申し開きはあるか。」


と私達が犯罪者のように言うので


「僕達は正当防衛をしたまでだけど正当防衛しちゃダメなわけ?」


とカタリカトが代表して衛兵にそう言うと


「正当防衛だと俺らは死にかけた上に……。」


とダニベの兄だか弟が私の方を見て


「あの杖を取りやがったんだぜ。」


と私の杖を指差してそう言った。

ハァッ(怒)何を言い出すんだあのハゲよりによって私の杖を捕られた物だと言うのか怒りがこみ上げてきたが頭のどこかがスーっと冷めて来て冷静な気持ちも表れた。


「嘘をいってんじゃねえ。最初から俺達の持ち物だ。」


とスライアがダニベ兄弟と衛兵にそう言ったが


「うるせーうるせーとにかく返せってんだろ。」


とダニベの兄だか弟がそうわめいた。


「いい加減に……」


カタリカトが何か言おうとしたが


「ちょっと宜しいですか。」


とカタリカトを遮り私は自分の杖を守るべく話始めた。


「まず私達があなた方を襲う利点は何なんですか外見で判断するのは良くないですがあなた方をよりカタリカトさんの服装が明らかに高いのは分かりますよね。十人が十人そう判断するはずなのに何故にお金が無さそうなあなた方を襲う必要があるんですか?私達は襲ったんではなく正当防衛をしたまでだったんですよ本当に襲うつもりなら生きて帰すと思ってるとは甘いですね。それとこの杖を自分の物だと仰りますが本当にこの杖のことを知っててそう仰ってるんですよね。じゃあ私の物ですが返せと仰るならどうぞお手に御取りください。」


と私は手に持っていた杖をダニベ兄弟の兄だか弟に渡した。


「素直に最初から渡しやがれよ。」


と杖を手にしそう悪人が言いそうなことを言うと


「な、馬鹿本気か?」


「だめーっ。」


「君そんなに怒ってんの?」


と三者三用の反応をした。

まあいいじゃん返せなんていちゃもんつけんだから代価はそれなりに払って貰わないとね。


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