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【完結】男やもめに花が咲く~恋でお腹はふくれませんよ?~  作者: 蒼空苺


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17 花びら遊び


**********


さーて。今日の遊びは! …………の三本です!!

ふふ。まだ秘密です。

さっそく薔薇の花びらを活用していきますよ。

あんなにも大量にある花びらだから失敗しても怖くない!


「今日はバラの花びらを使って、色を作ろうと思います!」


「「色をつくる?」」


「はい! 花びらの種類もたくさんありますから、まずは色ごとに分別していってみましょう。」


「「はーい」」


本当に量も色もたくさんあるなぁ。

3人で色を分担してザルに花びらを入れていく。

それぞれ赤、黄、紫を選んだ。


「さて。色わけもできましたね。ではまず赤色の花びらを使ってみましょう。

鍋に花びらと水を入れて、火にかけます。一度沸騰した後は弱火にして15分くらい煮て出します。

煮出した後は布巾を被せたザルに流して濾します。花びらを布巾で絞り出して完成です。」


「これがバラの色ですね!」

「とっても綺麗!!」


「はい。色を作る作業は完了です! 綺麗なピンク色が出来ましたねぇ。

今日はさらにこの色水を使って、ハンカチを染めていきます。」


「「ハンカチを染める??」」


「この色水をハンカチにうつす……といったイメージでしょうか。

今日は白色のハンカチをいくつか準備してあります。これをつかっていきしょう。

まずはやってみていただくのが早いですね!」


「どうなるんだろうね~?」

「わくわくしますわ!」


「先ほどの色水に生地を浸し、色むらができないように時々かき混ぜながら20分程度煮ます。混ぜながら染めても色むらができることもあります。それはそれで味があっていい仕上がりになりますよ。

火を止めた後は常温になるまで冷まします。その後は、水洗いをして軽く絞って完成となります。

乾ききってからもう一度重ねて染めると濃い色がでます。」


「すごいすごいー」

「白い布が、綺麗なピンク色に変わりましたわ!」

「楽しいねぇ」

「ほかの色でもやってみてましょう!!」


「そうですね。では次は黄色、紫色を作ってみましょうね。

ラファエルさまとマルティアリスさまがそれぞれ作業されてみてください。

やけどにはくれぐれもお気をつけくださいね!」


少し手間のかかる作業だったが、色水づくりは楽しい。

単純に絞りだすだけでもいいのだが、煮出したほうが色が濃くでてくるので今回はこれをつくってみた。

あまり本格的な草木染の知識がないので、この程度しかできないのが惜しい……。

けど、なんとか失敗せずにできたし、遊びとして楽しめるのでよしとするほかないな。

次回はまた違う花を見つけてみるか、野菜でも使ってみると面白いかしら。

絞り……とか、あんまりよくわからないけど、色々実験しながら染めるのも楽しそう。

うん。回数を重ねて遊べそうで、いいわね!


「黄色も少し薄いけど色ができたよー。」

「紫色もほんのり綺麗な色ですわ。」

「ハンカチも綺麗に色づくかなぁ?」

「やってみましょう!」


そうこうしている間に、それぞれの色水が完成。

ラファエルさまもマルティアリスさまもとても器用に手際よくこなしていく。

昨日の紙飛行機もそうだったが、熱中するととどこまでも追及していく二人。

もの珍しさもあるのだろうが、とても子どもらしくて微笑ましい。

今日も天使たちの笑顔が見られて、大満足です!


「やったー! かんせーい!!」

「私も出来ました!」

「マルティの色、とてもきれいだねぇ。」

「ラファのものも、ほのかな色が素敵ですわ。」


「お二人ともよくできましたね! 素晴らしいです!!」


「他のものも色をつけられるかなぁ?」

「もっと他にも色をつくってみたいわ」


「布を染めるだけではなくて、紙も染めてみましょうか。」

「それもいいね!」

「私は別の色を作ってみます!」


それぞれの作業に熱中していくので、ケガしないように見守ることにする。


「でーきた! あとは乾かすだけ~」

「わたしも! 色の濃さが違うピンクとか、オレンジも作ったわ!」


「すごいですねぇ! じゃぁ。乾くまで時間がかかりますから、お絵描きでもしましょうか!」


「お絵描き!」

「何をかきましょうか?」


「せっかく花びらから色をつくったので、お花の絵をかくのはいかがですか?

庭園のお花は見ごろなものが多いようですし、直接お花を観察して書いてみましょう。

この色水で色付けすれば、素晴らしい絵になりそうですよね。」


「うん! 楽しそう!」

「早くいきましょう!」


二人とも素直で抱きしめたくなるっ!

ふふ。かわいいが止まりません。


「僕はこの花にしよー」

「私はこれにしますわ」


「では私はこれにします。出来たらお声かけください。終わりましたら、お茶にしましょうね。」


「「はーーい。」」


それぞれ真剣な顔つきで画用紙へ筆を走らせ始める。

さぁ。どんな絵が完成するか楽しみだ。


それにしても、やっぱり素晴らしい庭園。

昨日と違い、今日は青く晴れ渡る空が眩しいほどいい天気。

天気のおかげか、花々の香りが空気を満たしているようだ。

まだ厳しい暑さもなく、過ごしやすい陽気に、ついうつらうつらしてしまう。


はぁぁ。リュシアス様の事さえなければ、何も悩むことなんてないのになぁ。

こんな素晴らしい景色、素晴らしいお子様方に囲まれて、楽しく遊んで。

なんて贅沢でしょう。

誰かに呪われそうで怖いわ。


……うぅっ。背筋がぶるっとした。

こわいこわい。

縁起でもないこと考えすぎだろうか。

で、でも。

どうか、何事もありませんように……!!



色水づくり、草木染め、花を描くの三本でした(笑)

前話と比較するとまじめか!って仕上がりになってしまった……。遊びの話なのに小説のあそびがないなんて……!(謎)

昨日はアクセスがいつもより増えてて、嬉しいかぎりです!読み返してくたざってるかたも多いのかな? 更新がんばります!(*^▽^*)

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