10 セックス
※このエピソードには性的な表現があります。
――
――――・・・3日後。
目覚めた僕は微熱感にため息を吐く。
「ん?」
ショートカットだった髪の毛が胸元まで伸びている。
わぁ、女の子みたい。
そう思って苦笑してしまう。
・・・はたして、本当に女性になったのか?
なぜかベッドで隣で眠っているローザ君。
ローザ君の方が髪の毛、僕より長い。
なんだかおかしい。
隣にローザが眠ってる。
少しうめいたあと、本当に息をしているのか分からないくらい静かに眠っていたローザが起きて、僕を観察した。
とりあえずチェックしてみようと思って、服を脱いでいるところだった。
「目覚めてラッキーだ。幸先良さそう」
「ん?」
「どうしたの?」
「もしかしたら女性化した!」
「・・・どうやって確認するの?」
「か、鏡で映して・・・とか?」
「僕が、確認してみても・・・いいか?」
「まだ、直接見られたくない!」
「あの~・・・違う。指」
「え?あ。聞いたことあるかも。分かるの?」
「え、あうん、え?分かる分かる」
「じゃあ、調べてみて?」
「ああ、うん・・・ちょっとこっちに座って?」
ベッドの横に身体をあずけて、シーツに包んだ裸体の足を、見えないように広げた。
ローザは真剣な顔で言った。
「本当に、子供ができたら嬉しいか?」
「・・・はい」
ローザが指で確認を取った。
今まででに知らない身体の箇所がある。
「初めては、もしかしたら『ここ』に少し痛みが走るかもしれないよ?」
「あっ、あっ、あのっ・・・するの?」
「君がよければ」
「ま、まって。母さんに報告してくるっ」
「分かった」
一階に降りるとお菓子やジュースが用意してあって、ソファで母は眠っていた。
リビングが飾られている。
アキナ、おめでとう!
そんなチョコペンに手書きのケーキを見つけて、嬉しくて泣きそうになった。
こっそりと少しお菓子とジュースを二階に持っていって、自室に戻った。
「ママ、眠ってた」
「飾りみた?」
「見た見た」
「あれ、僕も手伝ったからね」
「そうなのっ?」
「しーっ・・・お母さん起こしちゃったら悪いよ」
「うん・・・・・・あのね・・・・あの~・・・」
僕はカーペットの上にひざまづきをして、しばらく言葉が出ずにうなっていた。
「もしかして、誘っているの?」
「あ、はい。せっかく女性化したし」
「え、あ、うん!じゃあ・・・しよう!」
「あ、あの・・・」
「ん?」
もう僕にかぶさるような体勢のローザ君に、動揺しながら言う。
「優しく、して・・・?」
そのあと熱烈なキスがあったけど、その先ローザは優しかった。




