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51 ひもろきサマにまつわる話

 *古いビデオ映像:


晴天。扉が開け放たれた社。

その前に畳が敷き並べられ、ちょっとした空間が作られている。

畳の上では若い女が一人、正座していた。白い衣装を身に纏い、毛皮をマントのように羽織っている。

かたわらの囃子(はやし)が演奏を始め、女が立ち上がると音に合わせて舞い踊る。

それを村の男衆が見守っている。


やがて、男の一人が女の背後に立ち、刀で斬り殺すしぐさをする。

男の掛け声を聞いた女は前のめりに倒れ、動かなくなる。


女から毛皮が剥ぎ取られ、焚き火に放られた。

沈黙したままの女は、男衆たちによって畳ごとどこかへ運ばれていく。


また別の男が、新しい毛皮を持ってきて社に飾った。


綺麗な着物を着た女の子供が連れてこられ、社の前に敷かれたござに座す。

社に背を向け、離れた場所に立つ大人の男女に向かって三つ指をついて頭を下げる。

そのまま顔を伏せ、じっとしている。


背後で樽酒が()られ、酒宴が始まった。


映像はそこで終わっている。

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