ダンジョンのある風景

　2年前に突然“ダンジョン”が出現した日本。
　現れたダンジョンにはモンスターや宝箱が存在し、ダンジョンへ挑戦する者にはスキルが与えられた。
　そして、ダンジョンへ挑戦せずに放置し続けているとダンジョンからモンスターの氾濫が発生する。
　ダンジョンの最深部にある“ダンジョンコア”を破壊することでダンジョンが消滅することが判明したが、大量に発生したダンジョンに対して人員が不足していた。
　このため、政府はダンジョンを一般に解放することを決定し、一般人からもダンジョン攻略の人員を求めた。
　その結果、お宝により一攫千金を狙う者や、ダンジョンに挑戦してスキルやスキルの魔法を使用したい者がダンジョンの攻略を目指して“探索者”となった。
　
　ダンジョンの出現から2年が経過し、ダンジョンのある風景が日常となったころ、主人公の家にダンジョンが出現する。
　アーリーリタイアを果たして田舎でのんびりと暮らす予定だった主人公。
　自らののんびり人生のため、ダンジョンを消滅させるべくダンジョンへの挑戦を始めるのであった。

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