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世界の果てまでもあなたを追いかける  作者: お歌詞屋さん
14/33

14話

まさか、初戦で驚かせるとは裕翔を含め他のものも考えていなかった。


「どうせ今年もアイツが出るんだろうな。」


あるヤンチャっぽい男が言う。


「まぁあの強さは異常だからね。」


その友達のメガネくんが言う。


(アイツって誰だろう?)


大会の会場裏から聞いていた早苗が疑問を抱くがすぐにわかった。


「「「うぉぉぉ!」」」


観戦とともにステージに入って行ったのは早苗のパパ、智だった。


「来たぜ。チャンピオン!」


「今年も優勝は決まりだな。」


そうアイツと呼ばれていたのは裕翔の父である智だったのである。


去年チャンピオンである智の強さは有名で解説本が出るほどだった。


「去年チャンピオン、さとし選手に挑むのは今年初、予選を勝ち抜いてきた選手。」


その時、顔見知りを見つけた。


「かなえ選手です!」


「香苗ちゃん?!」


「!」


少し小柄で白い猫フードのパーカーを着た少女、香苗は早苗を見ると顔を輝かせた。


「うおおおおおおおお!」


「かわいー!」


「さっきの美少女とは違った萌えがある!」


智の時より大きな歓声が上がり男達が早苗と香苗を比べていた。



〜香苗視点〜否〜香苗ワールド〜


(あぁぁ!早苗様だ!これは運命?!よしここでカッコいいとこ見せてやる!)


香苗は裕翔達と同じくゲーム好きでゲームが上手いとカッコいいという性癖の持ち主だった。




(香苗ちゃんだ!そういえばカフェに行った時、東京に住んでるって言ってたような。)


早苗があの日を思い出していると試合が始まった。


そして何と香苗が勝った。


その結果を見て唖然とする会場。


最初、智と香苗の2人はすごいスピードでボタンを押し合い互角に見えたがなんと香苗がだんだんと押していき最後に大技で智を仕留めたのだ。


「「「うぉおおおおおお!」」」


しばらくしてから声が聞こえる。


「すげー!あのチャンピオン倒した。」


「マジ最強。」


そんな言葉が裕翔と早苗に聞こえてきたとき智が笑いながら向かって来た。


「あはあはあは、まさか初戦で負けるなんて。」


「俺もびっくりだ。唯一俺に真剣勝負で勝てる父さんが負けるんだなんてな。」


智は外見笑っているけれど内面結構ショックだった。


「早苗様!」


香苗が走って来る。


「あれ?去年チャンピオンと知り合いなんですか?」


「えっとね、私のお父さん。」


「えー!そうなんですか?」


香苗が驚く。


「すみません。取り乱して…えっともしかして隣の人は早苗様のお兄様で?」


前とは全然変わった裕翔を見て少し引き気味で聞く香苗。


「ああ、久しぶりだな。香苗。」



〜香苗ワールド〜


(うわ!下の名前で呼んできやがった。きも。というかコイツも出るのか。だったら今度こそボコしてやろう。)




裕翔は香苗が前より強くなっていることに驚きつつ自分の試合に向かった。


その時の早苗の応援が可愛いすぎて少し手が滑ってしまったが難なくと勝ち進んだ。


驚きっぱなしの歓客は決勝戦を楽しみにしていた。


「次はラスト!ゆうと選手とかなえ選手の戦いだ〜!」


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