表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
68/131

敵は身内にあり

オルファンの子孫繁栄の効果を覚えているだろうか。

まず妊娠確率上昇×2がある。

そして相手の愛情と性欲、被支配欲、従順度が増す。本来子供ができない相手でも妊娠が可能となる。

で、ある。


王都を出てから2ヶ月が過ぎ、もうすぐ3ヶ月になろうとしている。そして、貴族の女性達が集まっていたラムダ公爵領は大忙しになっていた。多くの女性達が妊娠初期症状を訴えたのだ。原因は明らか。オルファンとのパーティー。オルファンのスキルによって妊娠しやすくなっている上に、大量の排卵香を使用していた。前日に妊娠上昇薬も飲んでいた。さらに妊娠確率上昇薬を使っての種付けイベントをした10歳から16歳の女性達は全員が妊娠している。


初潮前だろうが関係ない。

9歳の公爵家令嬢や6歳の伯爵家令嬢も妊娠してた。

生理が終わっていても関係ない。

10歳以上若く見える63歳の伯爵婦人も妊娠した。

現ラムダ公爵の母であり、先々代の王様の妹であるラムダ先代公爵婦人も妊娠している。

スキルにより「本来子供ができない相手でも妊娠が可能」となっている。

親子で妊娠した者もいる。姉妹で妊娠した者もいる。

その数は202人。あのパーティーの参加者の9割程である。

そして妊娠した者には「運上昇(小)」、「愛欲の呪い」「愛欲の守り」が付与された。


それがどういった結果を持たらすのか。この時には誰にも解らなかった。




都市の外でゴブリンジェネラルの死体が大量の魔物の死体と共に見付かった。幾つもの爆発の跡はあるものの、魔物の死体に付いた傷は魔物達が使うような質の悪い武器によるものだ。さらに大量の粗悪な武器が転がっていた。

ゴブリンジェネラルがいた事も問題だが、ゴブリンジェネラルを倒せる魔物がいる可能がある事が問題になった。

それにより、都市の外への外出は基本的に禁止されている。

都市が派遣した調査団の結果が出るまで商人以外は都市内でしか活動できなくなった。


そうなると都市にいる探索者達は都市内の4つのダンジョンに殺到する。その賑わいを商機と捉えて、ダンジョン周辺は出店で埋まっている。

「こりゃ、ダンジョンに入るまでに時間がかかるなぁ。」

入場まではかなりの時間がかかる。そのため、ダンジョン攻略は暫く断念する事にした。



そのため、オルファンがしていたのはスカルドラゴンの骨や牙、爪の選別である。全く傷が無い物は上物、小さな傷がある物は普通、傷がある物は粗悪品。折れている物やヒビが入っている物は粉砕して粉にする。


幻影の館で全員を動員しての選別。最終検品はダークエルフのヘラと魔族のロッテがしている。

500年分あるのだが、粉にする物はわかりやすい。

全体の7割を占める。後は普通と粗悪に別けるのに苦労した。

10日かけて終了。もう二度としたくない。

この後は粉砕作業が待っている。何より力が必要となる作業だ。

3つの器具で粉々にしていくのだが、これは大天使ミッシェルが引き受けてくれた。

「それは我がやろう。あの2人に劣るなど許せぬ。」

どうやら検品作業で役に立たなかった事が悔しいようだ。いや、あの2人は経験があったんだから。


10日経っても調査結果は出ていない。

ナンデダロウネェ。

都市の外の情報も遮断されている。


王女様達がきて半月。

生活費のお代わりが来ました。

何故か宿に住んでいる皆の小物やら服が増えてますけどね。たぶん、コイツら渡したら渡しただけ使いきるつもりだ。しかも王女様達にねだるというやり方で。約2億円を2週間で使うってなんだよ。




王女様達を叱るわけにもいかない。泣く泣く白金貨2枚を追加で渡す。

残金が白金貨12枚、金貨52枚、銀貨104枚となってしまった。いや、銅貨はまだあるよ。計算しないだけで。

白金貨2枚。何日もつかなぁ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ