表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
35/131

戦闘奴隷④

3人の戦闘奴隷と5人の性奴隷の買い戻し対応だけで白金貨950枚になった。

金貨9万5千枚分。約950億円相当。

目の前の金貨だと実感がないが円に換算すると震えがくる。でも白金貨だと実感が湧かないんだよなぁ。


ルッソ子爵家からも正式な使者がきた。

夫人がした事の謝罪と買い戻しの依頼だ。

購入時の契約書も持参してその購入金額が交渉の基となる。その後の活躍や失態で値段が上下する。

それが正しい買い戻しのやり方だそうだ。

購入時の金額は金貨480枚。その後の活躍から金貨900枚。その辺でどうかと交渉してくる。

正式な謝罪も貰ったので金貨480枚でいいと伝えた。

しかし、「安くで買い戻しては風聞が良くありません。どうか正規の値段で。」となった。

恨みを買いたくなくて安くで売りたいオルファン、貴族間の風聞を気にして高く買いたい使者。

いや、逆じゃないの?


「交渉で金貨800枚までは下げるつもりでしたが、安すぎるとお家の為にならないのです。どうか。」

あっ、安くはしたいんだ。

「実は奥様の恨みを買いたくはないのです。」

正直に話す。

「ご安心くださいませ。すでに逆恨みしております。」

いや、安心できないよ!?

「あの方は領地の外では何もできませぬ。それに気付いていないのは本人とその取り巻きのみ。今後実家に帰られた際に病気になられ、数年は別荘で過ごされるとか。取り巻きの方も侍女を除いて、流行り病で亡くなられるそうです。

いや、病とは恐いですな。」

いや、あんたが恐いよ。

相手の言い値金貨800枚で売りました。

キゾク、コワイ。


そしてタカナ男爵家。

男爵本人の登場です。

狼の獣人は借金の担保でもあったらしく、新たな借金ができなくなったとか。金貨1枚も借りれないと愚痴を溢している。

できればすぐに返して欲しいそうです。

ちなみに借金額は金貨5000枚を超えていて、利息の返済だけで苦労しているそうだ。

金貨5000枚。えーと、約50億円?

あっ、そりゃ無理だわ。


ちなみに正式な買い戻しの方法を伝えたところ、泣き出した。購入金額は金貨300枚。手柄や貢献は無数。金貨300枚でも捻出できないそうだ。

うーん、なんとかしたいけど、下手に何かしたら借金持ちの貴族が押し掛けてくるだろうし。

次の日には商人から問い合わせが。

男爵領の税収と戦闘奴隷が得る恩賞で遣り繰りしていたが、狼の戦闘奴隷はどうなるか?と。タカナ男爵邸と家伝の武器や書物の差押えに動くかを判断したいそうだ。


さらに2日後、タカナ男爵が訪れた。屋敷から追い出されたそうだ。そして泣き出した。

身内が身売りをしようとしたが、足元を見られて全員で金貨50枚にしかならなかったそうだ。

え?


そのため、家族を差し出すから助けて欲しいそうだ。

あっ、売らなかったのね。良かった。

彼の家族は10人。老いた母。40近い姉。30近い妹。

20半の妹。30近い妻。戦傷で片腕がない弟。そして10歳の嫡男に、13歳、9歳、7歳の娘。

姉妹は結婚持参金や嫁入り道具がなかったため結婚できなかったそうだ。


ちなみに男爵の考えでは60近い母、3人の姉妹、3人の娘を妾に差し出す。なんなら妻も差し出すそうだ。

そのうえで片腕がない弟を労働力として提供。

代わりに狼の獣人を返してもらい、男爵と嫡男が御家再興を頑張るそうだ。


いや、ダメだろそれ。男爵の家族はそれしかないと言っているけど、毎日の生活どうするの?

借金返済どうするの?利息の返済どうするの?

屋敷の差押えどうするの?


屋敷を失った事で借金返済は終わったつもりだったようだ。そして狼の獣人を連れて行けば屋敷も返して貰えると思い込んでいた。あかん。


ちなみに60歳近い母親から男爵夫人、7歳の娘まで8人とも妾になる気満々だ。

接客用に出した果物とハーブティーを貪っている。

みんな貧乏が悪いんや。


現在、タカナ男爵の所持金は0。何も買えない。

今までは狼の獣人に「稼いできて」で何とかなっていたそうだ。

うん、どうしよう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ