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再びAlice † 幼女とドS少女 †  作者: 呂兎来 弥欷助
再びAlice † 幼女とドS少女 †
9/12

エピローグ-1

「は~い! カット! OK、OK」


「はぁ~、疲れた」


 アリスはため息をついた。


「こら! 新田ニイダッ! いつまでもナレーション気取らない!」

「はぁい」


「お疲れ、ありさちゃん」

「たのしかった~」


服部ハットリ有栖アリスの奴 役に入っちゃったんじゃねぇ?」

「はは、それだけハマリ役かぁ~。俺の台本もナカナカだったかな」


「どこがよ」

「展開知らされず、部分的に自分の行動と台詞だけ の台本って 面白かっただろ?」

「こっちは振り回された感 満載よ! だから、原作を私に読み返しておくように言ったのね?! あれのどこが『台本』よッ?!」



「それに……“インナーチャイルド”っていう重いテーマのラストは何?!

 はい、ハッピーエンド。感動モノでした~~~って?!

 呆れちゃうわッ!

 しかも、オイシイ所は あんた 総取りじゃないのッ!!

 主役は 私ッ!! アリス よ、 アリス!!

 

 わかってんの?!


 第一ね、『姉』はどうなったの?

 誰だったの? どう処理するのよ、曖昧なままじゃないッ! 甘いのよッ!」



「あ~、そうか。そういえば。 でも、答えって大事?」

「服部、お前も役に入ってたのか」

「ナイスツッコミだ、新田。お前ヘタレ役 疲れたか?」

「俺にもハマリ役が欲しかったよ~」


「ってか、新田。こんなチャチな背景で……よく雰囲気出したわね」

「ああ、現代の文明って すんごいんだぜ。後でPC駆使して、色々と合成するんだから」

「へぇ~」

「お疲れ様で~す」


「ダメだ、服部の笑いがマッドハッターにしかみえねぇ」



「ねぇねぇ、今度は何をやるの?」


「……。」

「何?」

「なに やろうかね。 ありさちゃん、また一緒にしてくれるの? なにがいい?」


「ん~とね、白雪姫~!!」

「鏡よ、鏡。世界で一番美しいのは、だぁれ?」

「それは、有栖さまでございます」

「ちょっと! 新田~~~!!」

「わぁ、怖い」


「それなら、今度は……有栖が『義母』するように台本書いてみるか」

「は?」

「俺、賛成。今の有栖にはハマリ役だ」

「なんですって?!」


「こわ~い」

「逃げろ~~~」




「あんたら、待ちなさ~いッ!」


ハッピーエンディング版です。


地の文は、ナレーションだった……

という事で、地の文が無い台詞だけの結果になりました。



有栖、服部、新田、ありさの『普段の話』もネタとしてはあります。

アリスをする前の有栖がどんな子かは、そこでわかるのですが……


もし、リクエストを頂いたら書いてみようかと思います。

ノリや雰囲気はこんな(エピローグ-1みたいな)感じです。


エピローグ-2 はバットエンディング版で、シリアスです。

お好きな方のエンディングを選んで頂ければと思います。

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