第二十七話〜偽勇者ニセ・エーユー〜
前回のエール
「買い物忘れたんだけど…」
ゆっくり読んでいってね!!!
私たちは魔王城の扉に手をかけようとした…少しでも力を入れれば扉が開く瞬間…
「魔王よ!お前を殺しに来た!!!」
そう聞こえた…はっきりと…聞き間違いではなさそうだ…
「お前はこの勇者ニセ・エーユーが討伐しに来た!!!」
名前が既に終わってる件…
「馬鹿な!勇者は10歳のロイド・プラチナのはずだ!」
「だまれ!あんなガキのどこが勇者だ!ここでお前を殺して俺が真の勇者だということを皆に知らしめてやる!!」
…こいつ…欲にまみれたただのクズじゃないか……その時
「おい!はなせ!」
私は後ろを振り向いた…そこにはおよそ10人ほどにフードを被った大人とその中のひとりに捕まっているサウザント兄の姿があった…
「アイススピア!」
私は私は氷の槍を倍の20本だし、一人二本の要領で放つ、2人は避けたものの8人は絶命する。サウザント兄を捕まえてたやつはうまい具合に殺せてよかったと思う反面それに集中して2人外してしまったことを後悔する…だけどサウザント兄が助かったことは妹として嬉しい
「助かった…んのやろぉ」
そういいサウザント兄は風魔法で一人を真っ二つにする
「ニードルトラップ!!!」
私は最後の一人の足場から氷で出来た刺を生やし、串刺しにする。と同時にものすごい殺気が辺りを覆う…
「なあ!父親さんよぉ!子供たちがあんたの目の前で死んだらどうする?」
扉を挟んでてもよく聞こえる…こいつ正真正銘の外道だ…
「やめ…ガフ…」
父さんが叫ぼうとしてその隙をつきさしたのか!?なんて外道なんだ…おそらく扉を開けようとしたのだろう
「ぐぅ…キサマ…汚いぞ…」
「勝負に汚いもクソもあるか!!!勝てばいいんだよ!!!死んだら元も子もないからな!!!」
前半はクズとして後半はそのとおりだ…死ぬくらいなら汚い手くらい使う者は
いるだろう…
「頼む…妻と子供だけは…助けてくれ…」
その一言と同時に私の手元にある紙が魔法陣とともに現れる…
『これを竜山の頭に渡せ
私はもうダメだ…こいつらを養ってくれ。頼む
カルス・マーキュリー』
私は悟った…自分の命と引換に私たち家族の命を守ろうとしているのを…
「父さん!!!」私の叫びから1秒もしない時、サウザント兄と私の足元に魔法陣が現れる
「父さ…」
言い切る前に目の前が真っ白になった…同時に『お前ならきっといい魔王になれる…』そう聞こえた気がした…
カルスはおそらく殺されてしまったであろう…エールのとる行動とは!?
次回までゆっくりじっくりコトコト待っててね!!!




