第二十六話〜サウザント兄、初めての買い物〜
前回のエール
「この調子で行けばディスティニー兄も…?それはやだ」
ゆっくり読んで行ってね♪
刺客Aのレギュラー化から1ヶ月…
「街復興記念!服が安いよ〜」
「いらっしゃい!野菜も安くしとくよ〜!」
この通り、ようやく街が復興したのである。…ということでサウザント兄と刀探しと行きますか!…技術を知りたいって言ったけど
「対戦相手に教えるバカがいるか!!!」
…らしい確かに正論だ
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街の端のほうにある父さんにすすめられた“ ハズ武器店”に来た…そう、武器屋だ。私たちは中に入る
「………らっしゃい…」
そうカンカン武器を打つ音の中やっと聞こえる程度で話す女子がいた。茶髪に…角は見えない。おそらく私と同じく角は短いのだろう…
「あのー…ここに刀はありますか?」
「え?何?聞こえない」
まあそうだろう…
「あの!刀はありますか!」
「あるよ。今から取ってくる。でもちょっと待ってな…この武器を仕上げてから」
そういうと女性はまた武器を打ち始める…
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…どのくらいたっただろう…ようやく武器が完成したらしい。
「待ってな。今とってきてやる。」
そう言って女性は奥に入っていった…
「珍しいな、あんた達こんな街の端にぽつんとある店になんで来たんだい?もっといい店あるだろうに…」
「父さんからすすめられたんです」
「ふ〜ん…だいたいここすすめる人って言ったらカルスしかいないだろ」
ふ〜ん…父さんを呼び捨てにするほど仲いいのか…信頼してよさそうだ…
「……おい…」
……ん?サウザント兄?「父さんを呼び捨てにするなよ…」
ようやく喋ったと思ったら…説得するか
「大丈夫だよサウザント兄!それほど仲いいってことだから!友だちだったら呼び捨てにするでしょ!?」
「俺に友達はいねーんだよおおぉぉぉぉぉ!!!!!!」
こいつは救えねえな…
「ちくしょぉぉぉぉぉぉ」
ん!?
「銃なんて捨ててかかって来いやぁぁぁぁぁ」
異世界と前世の世界が繋がってる疑惑浮上
「くっ…ばれたか…」
そういって女性は銃らしきものを捨てる…
「それは…?」
「あぁこれは魔銃と言ってね…魔法を一直線上に放つよう設計された武器なんだ…」
へーなかなかいいものあるじゃん…でも私は別にいいかな?
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そんなこんなでようやくサウザント兄が落ち着いた。まあ物理的にだけど。女性の圧勝だった。…そういえば名前聞いてなかった…
「そういえば名前は?」
「え?わからないのかい?私がハズ・メイタルよ」
「私はエール・マーキュリー、そちらの兄がサウザント・マーキュリーと言います。あろ…すいませんうちの兄が…」
「いいってことよ!たしかにあいつは今では魔王だしね」
「ところでハズさん、サウザント兄にあう刀ってありますか?」
「う〜ん…さっき戦ってみてわかったけどサウザントには魔銃剣が合うと思うわ」
そういってハズさんは魔銃剣を見せる。なるほど魔銃の銃口の下に剣がついているのか…
「二刀流と言っていいのかわからないけど魔銃と剣を持ってもいいかもしれない。と言っても相性は人それぞれだけどね」
「……じゃあ俺はその二刀流にするよ」
「まいど〜!一応注文できるけどどうする?」
へ〜注文とかあるのね…
「そういえば秘刀「冷撃」もあなたが作ったんですか?」
「あ〜懐かしいね〜まだ使ってくれてる?」
「あ〜いえ…強すぎて本当に必要な時以外封印してます…本当にすいません」
「へ〜ありがとう!強すぎは鍛冶屋の名誉だからね!これからも使ってあげてね!」
…なんかハズさん明るくなった気がする…というかサウザント兄が喋れてない…そういえば人と喋るの苦手なんだっけ?
「サウザント兄はどんな武器にするの?」
「俺は…………」
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性能を決めるのになかなかの時間がかかった…父さんもこのくらいかかったのだろうか…もっと大切に使ってあげよう…
「さあ!帰ろうサウザント兄!」
「あぁ!ありがとうな!今日はいろいろと!」
……街を出てから20分頃に私が何も買ってないのに気づいたのはまた別の話…
エールの忘れっぽい発動!!!エールは買い物を忘れる!
次回もゆっくりじっくり待っててね!




