40話 偶然の再会でハグ
凄く短いです。
ブックマーク、感想、評価、誤字報告、読んでくれた皆様!
いつもありがとうございます(*'ω'*)
レブルと【ホッパー】の町へと来た。レブルが来てくれるなら、皆んな連れて来れば良かったと少し思った。でもエストレアは気持ちが悪いって言っていたし、結果は2人で来て正解か?とりあえずは彼女の家に行ってみよう。
「とりあえず転移で行けなかったけど、ここからなら行けるかも知れない。」
「何これ?」
「魔道具なんだって。あるパスコードを入れると魔道具を作った人の家に飛べた。」
「そうなんだ。あるコードってどんなコード?」
「数字で何十桁って数字を入力するんだけ。」
「その何十桁を覚えたの?」
「まさか。僕はそんな記憶力はいい方じゃない。アイさんが覚えていてくれるんだよ。」
「あ〜、アイさんなら可能ね。」
―ピ。ピピピッ…………ブゥゥン。
視界が揺らぎ、目を開けるとさっきとは違う景色。
「転移魔法の魔道具?シノブさん以外にも使える人がいたのね。」
「僕が使える訳だから、他の人が使えても不思議はないよね。」
「いや、そんなポンポン使える人はシノブさんだけだと思うけど。」
部屋の中を少し歩き回ったけど誰もいないようだ。
「いないわね。他に手掛かりはあるの?」
「僕も入口とここにしか来たことないから、他にどこに何があるのかは知らないんだよね。」
「そう。なら一度ギルドを探してみる?情報ならそこで集まると思うわよ。」
「そうだね。じゃ、ギルドに行ってみよう。」
レブルに触れて転移しようとしたけど出来ない。やっぱりこの部屋に出来なくする何かがあるのかも知れない。僕とレブルはここに来た魔道具を使って入口まで戻る。
「見た感じ全部同じ建物に見えるんだけど。」
「歩いていれば見つかるんじゃないかしら。分からなければ人に聞けばいいし。」
そうして歩き続ける事1時間。
「何で人が歩いてないの?」
「さぁ?研究施設って話だから、引きこもっているとか?」
「建物も全部同じに見えるし、そもそも今ここがどこか分からないわ。」
「入口の兵士にギルドの場所聞く方が早いかも知れないね。」
「結局それよね……。」
「じゃ、戻るから捕まって。」
転移で入口まで戻る。
「うわ、びっくりした。」
「あ、兵士の人いた。」
「ん?どうした?」
事情を話してギルドの場所を聞く。
「はは。この町で歩いて目的地に行く人は殆どいないぞ。」
「そうなの?」
「あんたらも招待されたんであれば、その辺の説明聞いていると思ってたがな。誰に会いに来たんだ?」
「名前は……。」
『忍様、ラストラです。』
「そうそう、ラストラさんだ。」
「ラストラ博士なら、その辺の話省きそうですね……ギルドに行かれるんですよね?ならご案内します。」
「ありがとう。」
別に招かれたわけじゃないから、その辺の話を聞いていないのも当たり前である。そしてギルドの前まで送って貰って、帰る際にはここへのコードと使い方を説明してくれた。
とにかくギルドに着いたので、中に入って情報を集める。
「……がい!私にとってはもうないチャンスなの!」
「しかしだな。特別な討伐もないのに、指名で呼び出すのはなぁ。」
「そこをなんとか!私の素材回収依頼でお願いすればいけるんじゃない!?」
「そうだが、手に入れる物が漠然としすぎてだな。」
ギルドに入るとカウンターで大きな声で話し合っている。
「お?いらっしゃい。ほら、人が来たからまた後で聞く。」
「私の扱い酷いぃ〜ギルマス〜。」
「取り込み中であれば待ちますが?」
「構わない。こっちのは凄い時間かかるからな。」
そう言うと話していた人は、トボトボと歩いて隣のカウンターに座り込む。
「すまんな。悪いやつじゃないんだが、ネジが数本吹っ飛んでてな。」
「そんな褒められてもなんも出ないっすよ。」
「いや、褒めてないから。」
「研究者として、人とは違う。おかしいは褒め言葉っすよ。」
「よく分からん。おっと、すまんな。今日はどんな要件だ?」
隣の人とのやりとりも終わり要件を聞いてもらう。
「人を探していまして。」
「仕事の依頼か。どんなやつだ?」
「それが一度少しあったくらいで、家は知っているんですが留守で。」
「そこまで分かっていれば、依頼しなくても見つかるんじゃないか?何か他にあるか?」
「とある魔道具の開発者で、名前はラストラって人なんですが。」
「ラストラ?これか?」
ギルマスが隣にいる人を指差す。
「私がラストラだが。一体なんのようっす……か。」
「あ、いた。」
「し……シノブ殿!!」
―ガシ!
「いいじゃないですか、感動の再会……あだだ。ごめんなさい!いたたたた!」
「レブル放してあげて。」
「この女危険よ。」
僕に抱きつこうと迫って来たラストラを、頭を掴み静止させるレブル。ミシミシ頭から変な音がするので、話すように言った。手を話した後も僕とラストラの間に立ち塞がる。
「なんなんすか。いきなり人の頭を掴むなんて。ハグの一つや二つ……。」
「別に斬り落としても良かったんだけど?」
「ははは。やだな〜冗談じゃないですか。私は彼には触りません!」
「ふん。」
剣に置いた手を下げるレブル。その顔は真面目な顔だったから、冗談かどうか僕には分からなかった。
ラストラ「そんな睨まなくても、もうやらないっすよ。」
レブル「どうかしら。なんか目が隙あればって狙ってそうなのよね。」
ラストラ「狙っているって意味では、狙ってますけど。」
忍「レブルさん。そんな殺気出さないで。平和に行こうよ。」
レブル「私の感が彼女は危険だと感じているわ。」
アイさん『さすがレブルです。良い感しています。』
忍「本当、レブルとアイさんは仲良しだね。」




