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第二十八話 『救世主』の勝利

ひさびさの書いたらめっさgdgdに!

皆さんすみません。自分で読み返しても何が起こってるか意味分からん。

 爆音が響く。

目の前に閃光がちらつく。


でも、


「動けない……?」


……もしかしたら、既に俺は、


諦めていたのかもしれない。

この、強大で凶悪な、



救世主メシア』との戦いを。


と、瞬間で、音が止まった。何も聞こえない。……否、まだ聞こえる音もある。

それは、うめき声や呼吸音。それのみ。


『おい俺! さっさと動け! それか俺に変われよ!

早く、早くしねえと死んじまうぞ!!』


思考内。思考内に住む『俺』が叫ぶ声が聞こえるが……


「無駄です。悪魔如き、何でようと同じこと」


女が、いた。

『七つの大罪』と同じくらいの美貌を持つであろうその女は、けれど人間で、

なのに人間には聞こえるはずの無い(普通他人にも聞こえない)はずの、俺と『俺』の会話を聞いていた。


そしてその女は、ため息をつく。

別に飽きるとか、がっかりとかではない。ただ純粋に、リラックスして休んでるだけだ。


「今回の『悪』は、多かったですが。……所詮は数のみ。

実力がこれほどとは、『救世主メシア』たる私でさえ、失望します。

ああ、何でこんな奴らのために、愛する善なる民を放って置いてしまったのか、と」


女は、自らを『救世主メシア』と呼び、俺らを蔑む。

だが、一瞬見せた『民』に対する時のソレは、まさしく聖人のものだったろう。俺にだって、わからない。


「能力発動。対象『救世主メシア』」


周囲の空気は俺の前に集まり、そして薄く、薄く引き延ばされその部分から、

段々反対に空気が無くなっていく。


「カマイタチ」


次の瞬間、常人では目視不能のその斬撃の連続攻撃を、

不意打ちでその女に放った!!


ヒュウウウウウ!!


微かな音を出しながら、『救世主』に殺到するカマイタチの大群。しかも前方向だ。

だが、


「甘い。それに場慣れしてませんね」


気付けば、


女は、俺の真後ろに、いた。


「ッッ!!」


風に乗った蹴りを放ち、瞬時に後ろに跳ぶ。が、


「甘いと言ってあげているというのに」


有無も言わせず、弁解も何もなくして、

その女は光の槍を飛ばした!!


それに合わせて咄嗟に横に―――!?


「ぐッ!?」


ドゴゴオゴオ!!!!


後ろの地面は抉れ、周りに突風が吹きすさぶ。


風での身体強化では足りないようだったな。少し……わき腹が痛む。

見れば血がダラダラと足を伝って地面にたれていた。


「全く、往生際が悪い。

……言っているでしょう? 悪は滅ぶべきもの。

それに、神から受け継いだ私の力、悪程度では破られません」


「神の力? ……へッ! 不老不死だろうが。

そんなモノ、神の力じゃないんだよ!!!」


「……なんですって?」


「何度も言わせるな!! ソレは、神の力じゃない! 

悪の力だ! 化け物の力だ! ソレは、お前が忌むべき『化け物』の力なん―――


「黙れええ!! ああ、神よ、我が罪をお許しになって下さい!!

この、この悪を滅するのに、どうか私に救いの力を……!!!」


祈る姿勢をとりながらも、殺気だけはビンビンに感じられる。


噂に聞いてるよりももろいな、『救世主』。

それに、


「神なんて、いない。そんなのいれば、俺が潰してやるよ!!」


瞬間、『救世主メシア』が動く直前に、


魔方陣ができた。

ソレは光り、輝き、綺麗で、だがその光は『救世主』を恐怖させた。


それぞれの魔法陣の角には、皆。


「この世の平和のためなら、このようなモノなどっ!!」


「平和か。……そんな大層なモン俺は持たない。

俺の戦う理由は、愛する者達のためだけで十分だ!!!!」


そしてその魔方陣は、俺の叫びに答えるかのように。


輝きを頂点に持っていった。

はい。復活アンドめっちゃくっちゃ衰えてた、元から皆無の文才。

ははは、もうだめです。皆さん、こんな不甲斐ない作者ですみません……

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