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城の闇

ちなみにスキル詳細を探すまでに彼は三時間ほどかけてました。

ふむ……なるほど……?

要するに今の俺の「土の加護」っていうのは……土地の質が良くなっている状態なのか……でしかも「豪運」のスキルもあるから……。


「もしかしなくても……コレはチート能力なのでは……?」


農家になって異世界無双ルートか?いや農家無双ってなんだよ……別にクワ持って何かと戦うわけじゃねぇんだし……。

とまぁ調べものも済んだし帰って店を開店させるか。


「……てあれ?どっちから帰れるんだ?」


と俺はそういえば連れられてきたから帰り道を覚えてなかった。周囲に人は……うんいないね!なんで!?


「仕方ない……自力で頑張りますか……」


と俺のお城探索が始まった。



そういえば「土の加護」ってパッシブスキルだったよな……で確かアクティブスキルとかも使えたはず。

土を生み出し操るとかもできるのかな?いや、そしたら土魔法になるのか……この世界の魔法の属性はかなり多いからあんまり覚えられないのがアレなんだよなぁ……。って、なんかまた変なところに来たな……。


ってここアレじゃん!王の部屋の近くじゃん!思い出してきた!ってことはすぐ家に帰れる!


「ふむ……なるほど。了解した、では後ほど処分を頼む」

「わかりました。私の命にかけて、達成してみせます」

「うむ、頼んだぞ」


うわー、なんか物騒な話が聞こえてきたー……王の声っぽくないからな多分大臣とかそういう系の人が抹殺の依頼をしてる感じがしてるぜ……。


「では、誰にもバレないようにな」

「はっ!」


え、っとちょっと待って今出られたらばったりエンカウントしてしまうのでは……


「あ……」


出てきてしまったし、目が合ってしまった、ま、まぁ……盗み聞きはしてないので……はいー。


「む?お前は……確かトールと言ったか?城内に何か用か?」

「あ、はい、先程まで書庫を借りてまして……で今帰るところです」

「そうか、ならお前、案内してやれ、その方が道に迷わなくていいだろう」

「わかりました!私の命にかけて達成してみせましょう」


と言うことで騎士の方が案内してくれることになった。




「……先程の話、聞かれてましたか?」

「あ、えーと……」

「いえ、いいのですよ、さすがにあれくらいの声量です。聞こえてしまうのも無理はないと思いますしね」

あ。なんかいい人……なのかな?

「聞くつもり無かったのですが……たまたま聞こえてしまって……」

とここは素直に言っておいた。

「他言無用でお願いしますね、バレると色々マズイので」

「ア、ハイ……」

怖ぇ!なんかバラしたら殺されるみたいな雰囲気が出てて怖い!

「まぁ、あんまりそれを言ってももう遅いんですがね」

「え?」


と、騎士は何かを取り出そうとゴソゴソと漁り始める。

そして彼が手に持ったものはとても綺麗なそれでいて鋭利なナイフだった。


「仕方ないですよね」


と騎士の方はそうつぶやく。ちょ待ってなんか嫌な予感が……刺される気がして怖いんやが……。

とナイフを持ちこちらへ来る。そして彼はそれを振り下ろして……


と俺の近くの壁を壊した。そしてそこから謎の扉が現れる。


「え……?」

「聞きましたよ、力が強いとかって、すみませんがこの扉一緒に押してくれませんか?」

「あ、はい……」


言われるがままに扉を押す。とても重い所の話ではなく、それこそ馬鹿力じゃないと押せないくらいに硬かった。


「ありがとうございます。では私は地下の化け物の処分を命じられているのでコレで、お出口はそこの突き当たりを左に行くと見えてきますよ」

「あ、ありがとうございます」


と騎士の方はそのまま下へと向かっていった。

心臓止まるかと思った……コレは無理……。

俺は心臓バクバクの状態で、どうにか城を後にした。



「……ころされるかとおもった」

その夜は騎士に突然お腹をナイフで刺されるという悪夢を見たそうです。


ではまた

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