プロローグ
「つ、次が私達の番……」
目の前には全校生徒の目線が1点に集中している。
中には周りと話している生徒や教師に見つからないように居眠りをしている生徒もいるようだ。
「まあ……その、なんだ。緊張せずにやってみよう!」
「いやなんか適当に聞こえるんだけど!?」
だってめんどくさいんだもん……。
「まあまあ落ち着け、お前なら出来るって俺は信じてるからこそこんなこと言えるんだよ」
「そ、そう?まあそれなら仕方ないわね」
やだ……!この子チョロいわ……!
と、俺達の前の生徒の演説が終わったようだ。
「さ、さあ行くわよ!私達の生き様見せてやりましょ!?」
「死亡フラグ立ってるからこれ落ちたな」
「はあ!?冗談じゃないわよ!ほら!行くわよ!」
スイッチ切り替え、ONと。
「ちょ、ちょっと急に変わらないでよ……びっくりするじゃない」
ステージの上に立ち目の前を見渡す。
目の前には数え切れない程の人、人、人。
あ、緊張しない様にじゃがいもに見立てるんだっけか。
目の前には数え切れない程の芋、芋、芋。
いやシュールだなぁ……。
と、そんなことを考えていると隣にいるじゃがいもがバイブレーションモードになっていることに気づいた。
ふっ、仕方ないな。
緊張をほぐすために背中をスッ……。
「ひゃん!!!???」
マイクのせいもあり大音量で全校生徒もとい大量の芋達へ届けられる彼女の喘ぎ声は体育館を静まり帰らせた。
「あ、ごめん(笑)」
あー……帰りてえなあ……。
初投稿です、よろしくお願いします。




