第53話〜漆黒の君主〜
「実に醜い……弱い……」
そういうとアスタロスは音もなく高速で移動して俺とエキドナを同時に掴んだ。
俺とエキドナは瞬間移動で逃げるが、そこにアスタロスは闇属性の光線を放ってくる。
「グハッ!」
痛みで俺とエキドナは吐血し、膝をつく。
「わかっただろ、圧倒的な戦力差が、汝らは我に攻撃を当てることすら叶わぬのだ。」
「だから……なんだよ……」
「ほう、まだ立ち上がるか。」
俺は超再生を発動させ傷を癒す。今では前回に比較にならないほどの熟練度だ、この程度傷、何回でも治してやる。
「エキドナ、大丈夫か?」
「多重詠唱……治癒、なんとかね…」
「今ので死ななかったことを褒めてやろう……」
(エキドナ、作戦はあるか?)
(わからない……なんで転移先に魔術を合わせれるの?それも事前に、)
(そうだな、トライアンドエラーしかどっちみちないんだ。
やれることをやろう)
「聖虚剣」
「無駄な足掻きを……」
「魔操……」
すると、アスタロスの周りに闇の妖気がほとばしる。
そして闇の妖気がアスタロスを包み漆黒の鎧となる。
「我はあの方より漆黒の名をあたられたもの心ゆくまで相手をしてやろう。」
俺はエキドナと連携を取りつつ俺はある作戦を伝えアスタロスに突撃した。
俺は聖虚剣を投擲し、やつの焦点を剣に集め
、エキドナと挟み撃ちにし、魔術を放った。
が、投擲した聖虚剣がアスタロスに取られ砕かられる。
「実に脆い……」
俺は最大威力の虚空を放ったが、
「魔操……」
虚空が闇に包まれる、対してエキドナの攻撃は、避けられ、俺に直撃、エキドナが慌てて俺に意識を向けた瞬間には背後に回られていた。
だが、それも実は俺の想定の範囲内。
「召喚解除」
エキドナはその場から消失する。
すかさず俺は、
「解放」
アスタロスの背後に召喚し、エキドナの魔術がアスタロスの顔面に直撃する。
古竜召喚はひとへに召喚するだけではないのである。
「ぬぉぉ!」
さすがに顔面に直撃でエキドナの魔術で無傷はないようだ。
安心できるのも束の間俺は虚空を放ちそれを瞬間移動で転移させてアスタロスに放つ。
なかなか強かったな……
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