第31話〜剣VS槍〜
グリモアは焦っていた。虚空が時間停止で止められないと思い判断に迷いが生じていた。
複数回グリモアは時空神を使っていたが、零はグリモアの焦りを見抜いていた。
虚空を無駄に連発してグリモアの自爆を狙ったのである。
(なんで?なんで私が?)
「舐めるなぁー!」
グリモアは時空神を使うのをやめ無策に飛び込んでいた。零は虚空の威力増大に魔力を無駄遣いしているのに。
「私の、グングニルを喰ら・・・」
虚空がグリモアに直撃する。
「雷神閃動……はぁはぁ・・・」
(虚空がヒット、次は。)
「待たせたな、虚剣!」
「そのご自慢のグングニル使ってみなよ!」
「もう……出し・・・惜しみは、しないわ」
「付・天照」
「グングニルに天照を纏わせたわ」
「絶対殺す。」
「そっちがそうするなら、こっちも」
「付・虚空」
「それは?!私を傷つけた!」
「来いよ」
ここから己の得意武器での勝負となった。
本来では槍と剣打ち合ったら槍の方がリーチの長さなどあらゆる点で有利だが、ここは魔術の世界。
武器の有利などいくらでも覆せる。
現状優勢なのは零だ。
そもそもグリモアはダメージを受けすぎた。
武器の質では魔槍グングニルの方が良いものでも、
虚空を纏ってる以上、その槍が刀身に当たることは無い。
ぎゃくに剣と打ち合った方が壊れるのが早くなる。
零は何故か身体強化の魔術をソフィアに頼まない。
「魔術の方が槍使ってる時より何倍も強いぜ。」
挑発を零は入れながらグリモアに攻撃する。
普段のグリモアなら挑発も冷静に対処できたであろう。
だが、今のグリモアは人生で初めてあう緊急事態。
何故か挑発に乗ってしまう。
「図に乗るな!」
「終焉之時」
その瞬間、零は勝った。
終焉之時を耐えれる力はもうグリモアには残っていない。
終焉之時で固定して、ソフィアがその頭を撃ち抜く。
終わりだ。もちろんその弾は解除弾
念には念をだ。
三神一体を死に際に発動して全員即死を防いだが……
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