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第八話 連載終了のお知らせ

 呆然と立ちすくんでいた俺たちの前に、突然人影が現れた。


「誰だ!」

「もう我のことを忘れたのか?」

「そっ、その声は!」


その人影は、俺を異世界に転生させた神だった。


「お前に伝えたい事がある」

「なんですか神様」


神はゆっくりと言った。


「この小説は連載終了だ」


「……え?」


「もうこの物語は終わりだ」


そう言って神は力を使い、魔王を爆死させた。


「えっちょまなんでそんな急に?」

「作者が忙しくなったからだ」

「でもせめて十話までは書いて」

「無理」


突然作者が現れた。


「ごめん俺太郎。僕が今ハマってるゲームで降臨ダンジョンが開催してるんだ」

「いやなにそれ」

「今回は独立神降臨だから九尾の狐の出番なんだよ」

「ごめんちょっと何言ってるかよくわかんない」

「はあぁきつねたんかわいいよおぉぉしっぽもふもふだよぉぉぉだきつきたいおおお」

「きゃー作者が壊れた」


「というわけでお前は元の世界に帰るがいい」

「だが断る!俺はまだやり残した事があるんだ!」

「これは命令だ。神の命令に従えないやつは、どうなるか解るか?」

「すんませんした!帰ります帰ります!」


俺は神にチートと神剣を取り上げられ、元の世界に転移された。


 そして神は、その光景をあっけにとられて見ていたルフ子たちを街へ転移させる。

ドラゴンはそのまま山へ帰っていき、神も姿を消した。


 その場に残っていたのは、笑いながら「きつねたんかわいい」と呟き続ける作者だけだった。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


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