表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
71/99

ひとりかえる道

「はぁ…………」

 

 あ! ダメだよね。溜息なんて吐いたら……


 幸せが逃げちゃうっていうしね……

 

 今日もひとりかぁ……

 最近、ひとりで帰ってばっかりだなぁ……

 慣れたはずなんだけど……


 あ! 自己紹介がまだだったね。

 私は美幸だよ。鈴木美幸。


 私は今一人で学校からひとりで帰ってます。

 私は帰宅部に所属しているため、今は活動中なんですけど……

 私の隣は部員がいませんね……

 いつもいないんですけど……

 たまに一緒に帰る部員がいるんですけどね……

 今日もその子はいませんね……


「あっちゃん……今何してるんだろ……」


 その子は私の幼馴染の男の子。

 私の好きな人。


「あっちゃん……完全に私の誕生日忘れちゃってたし……」


 あっちゃんはモデルとか俳優さんとかの仕事で忙しいから、学校にはたまにしか来ない……

 来るときは朝一緒に登校して、帰る時な一緒に下校していた……

 でも、最近は学校に来ても、一緒に下校しなくなった……


 それに今日の朝、先週何してたか、きいたらなっちゃんとアキちゃんと遊んでたらしいし……完全に私の誕生日忘れちゃってる……


 別に付き合ってるわけではないけど……

 なんだか少し寂しい……



 いつもはひとりでも寂しくないのに……

 あっちゃんが隣にいられる可能性が、0.01ミリもあると期待してしまって、悲しくなってきちゃう……


 わたしなんだか弱っちぃな……


 私は帰り道を一人石を蹴りながらトボトボと進んでいく。



 あっちゃんのバカ……


  

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ