6歳に戻ってきた
「…………あっくん…………あっくん、起きて」
誰かはわからないが、俺の体を揺すって、起きるようにと促してくる。
もう……
誰だよ……
俺は色々と疲れたんだから、放っておいてくれよ
俺はかなり寝起きが悪いので、朝起こしにくる人にはよく嫌な思いをさせてしまう。恵にもかなり嫌な思いをさせてしまった。
俺はとにかくまだ眠っていたいので、起こそうとする人が誰であっても突き飛ばすことにした。
だがしかし……
何故かその人物を突き飛ばすことはできなかった。
「もう、あっくん。どこ触ってるのよー?」
鈴のような綺麗な音色の声が俺の耳をくすぶった。
どこか聞き覚えのある声だ……
たしか……
突き飛ばさなかった理由も気になり、透き通った声の持ち主が誰かを知りたかった俺は起きているのがバレないようにうっすらとだけに目を開けた。
「えっ!? 母さん!?」
俺は思わぬ人物が目の前にいたので、大きな声で叫んでしまっていた。
それは無理もないことだった。
なんたって母さんがいつのまにか若返っていたのである。
「あらあら、もう母さんだなんて、あっくんはとても賢くて、いい子ねー。ヨシヨシ」
母さんはご満悦な笑みを浮かべている。
そして、ようやくここで俺は母さんのことを突き飛ばせなかった理由に気がついた。
あれ……俺なんか小さくなってね!?
その瞬間、神界で出会った美女女神様との出来事が一気に脳内へと流れ込んできた。
あー、そういえば、俺は戻ってきたのか。6歳の時に
「あっくんったら〜! いつまでお母さんのおっぱいを揉んでるの〜? おっぱいはもう卒業したでしょ〜?」
俺は突き飛ばそうとした時から、母さんのおっぱいを、知らず知らずのうちに揉みしだいていたのである。まぁ、これは本能的な欲求で反射行動の一つだ。俺はそうやって自分の行動を正当化する。まぁ、6歳なら何しても怒られないでしょ?
母さんはそんな俺を笑顔で見つめたあと、頬にそっと口づけをした。
母さんって、今思えばかなり美人だよな……おっぱいもかなり大きいしね。
俺は6歳ながらそんなことを考えるのであった。精神年齢は26歳なんだけどね……
見た目は子供、頭脳は大人。
そんなどこかで聞いたことがあるような物語が今ここに始まる。
あ! コナ◯くんは正統派って感じだよね!?
こっちはどうなんだろうね……




