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魔王を倒すべく、勇者として転移された俺。〜魔王とか幹部はどこですか?原因は俺でしたー!いつの間にか暇人勇者なんですが!〜  作者: 転移野郎
1章。勇者よ。魔王を討伐するのだ。(あっ、結構です!ここから引き篭もり生活デス!)
9/23

第9話。勇者て何ですか?僕は高校生です。

この最近、俺は引き篭もりスキルが上達してきた。


使用人に「日本料理が食べたい!」と言ったら。


「フユユとフカカ料理ならあるよ!」と切り返された。


フユユとフカカ料理……ネーミングセンスだせぇ!


使用人は小声で耳打ちしてくれた。


「不味いでも美味いと言ってください」


理由を聞くと何でもユリア校長の思い出らしい。


うん、聞かなかった事にしょう………。

 引き篭もりから12ヶ月が経った。もはや「ニート」並みの生活だ。実際に本当だしなぁ。


貫いてやる!このままな!俺は高校生だし〜。


別に社会人でも無いし〜怒られません〜。


それに異世界なので税金を払わなくてもいいし〜。


 あ〜他の異◯界に飛ばされた日◯人は可哀想だよなぁ!


魔王討伐だの!ハー◯ム……辞めておこう……。


異世界転移された気持ち分かりますか!!


分からないでしょ!「『異世界でニートなの!?』


別に良いだろ!ク◯喰らえてんだ!


ほら!異◯界で飛ばされた日◯人てさ!


ほとんど!社会人じゃん!滅多に高校生いないのよ!


そりゃ〜俺も沢山の転◯物のア◯メ観てきたよ!


クラス事、転◯物とか!羨ましいだよ!!


これを見てる転◯物好きな読◯様!分かるだろ―!


ふぅ……愚痴を言うと気持ちいいなぁ〜。


いいんだよ、引き篭もりが「独り言」呟いても。


だって引き篭もり・だ・か・ら!!


トントントントントントントントン。ノック音。


おっ?使用人か?ノック音が優しいな。分かるぜ!


「料理をお持ち致しました『ご主人様』」


おー!今度は「メイド使用人」かっ!萌えかっ!


俺は喜んで扉を開けた。ガチャガチャ※二重の鍵。


俺はスロンに頼んで二重の鍵にしてもらった。


面倒だが。セキュリティが二倍だぜ!


そこに居たのは……………。


「ぷっ騙されたわね!勇者!ユリア校長先……」


俺は、すかざす扉を閉めた。ガチャリガチャリ。


「ちょっとー!開けなさいよ!勇者〜!!」


「うる◯ぇ!クソ◯バ◯!◯ね!」


「誰が!ク◯バ◯アよ!言葉を選びなさい!」


「帰れ!二度と来るな!この◯ソ◯バア!」


「何が!勇者だよ!僕は高校生ですぅ〜!」


「また!来るわよ!何度でもね!」


ユリア校長の足音が遠退いていく。


俺は急に涙を流した「希望」が……。


この気持ち男性しか分かるまいよ……。


純粋な高校生を騙す。大人の◯さに腹が立った。


許さねぇ!絶対に許さねぇ!あのク◯バ◯アが!


こうなったら!何年も「引き篭もり」してやる!


勇者て誰ですかー?的な展開を狙ってやるぞ!


勇者なんて魔王を討伐したら!どうせニートか!


仕事を就くしかないんだろうが!


キャーキャー言われるの最初だけなんだろ!


そもそも!あの「校長」が討伐しろや!!


勇者を教育するLVがあるだろうが!!


はぁ……はぁ……はぁ……。何か、疲れたな。


そろそろ……お昼寝タイムするかぁー。


おっ!本当にお昼じゃ〜ん!ラッキー!


俺はベッドにダイブした。


そうだ!良い事を思いついだぞ!!


魔王とか校長を異世界に送る魔法も面白そうだな。


   あれ……?何だか………?眠く………。


『ユニークスキル獲得。特級魔法特大転移』獲得。


発動ヲ

   カウントヲ

        カイシシマス

              20%チャージ中。


 発動後・コノ・スキル・ハ・ショウメツ。

次回、第10話。引き籠もって5年が経ちました。

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