第10話。引き籠もって5年が経ちました。
勇者の日記。タイトル。
『異世界で社会人を向かいました』
同世代の皆様へ。あなたは……ヒック……グスン……。
ぼ……く……ヒック……グスン……異世界で……社……。
カット!カット!カット!カット!カット!
駄目だぁ〜悲しすぎで〜日記すら〜……。
書ける訳ねぇだろ!異世界で社会人を迎えたよ!
社会人になってもなぁ!汚い言◯使いは変わらぞ!
だって〜まったく〜教育されてないし〜。
15歳のままの脳で〜社会人を迎えたし〜。
だからこそ〜日本は〜教育を大事に……してるだな!
ねぇ、大丈夫?病院にいくかしら?
うるせぇ!この……ぎゃー……!
お〜ほっほっほ〜もう社会人だから〜お仕置き可能♪
この……鬼がぁ〜……誰かぁー!助けてぇぇー!!
俺は異世界で召喚され早5年が過ぎた。あの当時15歳……そして異世界で20歳の社会人を迎えた。
日本では……辞めてこう、悲しくなるからなぁ。
俺は既に「引き篭もり」のプロであった。
それぞれの使用人の足音も極める事が出来た。
そしてノック音で誰か来たのかさえも……。
だが、あの30歳になったユリア校長の足音と!
扉を叩くノックは何故か極める事が出来ない。
危険だ!魔法で変えてるのか!?変装的な……。
俺は常に追われてる……校長だけならマシだった。
だが……あれから5年が過ぎた頃……。俺は……。
謎の4人組に追われるようになっていた……。
その者たちは……。ひっ!きたぁー!助けてぇー!
「お兄〜ち〜ゃ〜ん〜!遊ぼうよ!」
「メイ〜待てよぉ〜私たちを置いていかないで」
「ミラ、シン!今日こそ!捕まえるぞ!」
「うん……カイ……『ニート勇者』を捕まえる……」
「おぃ……シン!聞こえてるからな!!」
その追う者たちは5年前に紹介された子供たちだ。
まだ5歳ぐらいの4人組だったが、今は10歳だ。
カイ。シン。メイ。ミラの4人だ。俺の天敵だ!!
ここは簡単に説明しておこう。
メイ。強気な女の子。
ミラ。少し臆病な女の子。
シン。めちゃ人見知りな男の子。
カイ。3人の兄的な存在な男の子。
常に俺を追っては……もう恐怖だよ!
特にメイは危険度MAXだ。何が危険て……?
弓のオモチャで的確に俺の大◯な所をな……!!
俺は走った……あぁ……走ったさ……。
人生で一番走ったかも知れないなぁ。
王宮の我が部屋へと避難する。命懸けだ!
あのク◯校長がぁ!しっかりと面倒を見ろよ!!
毎回、毎回、毎回、昼休みかは知らんが!
俺を追いかけやがって!こっちは勇者だぞ!!
「ほら!授業が始まるぞ!校長の所にいけ!」
「え〜お兄ちゃんと遊ぶ〜えい!」
メイの弓のオモチャが俺のケ◯にヒットする……。
「勇者〜討伐〜完〜了♪」
ラン♪ラン♪ラン♪ラン♪ラン♪ラン♪ラン♪
「メイ……凄いよ……ニート勇者を討伐!」
「ありがとうーシン♪ところで『ニート』て何?」
「んとね〜ミラ!わかるよ!部屋で◯ィッシ◯?」
「あー知ってる!勇者は部屋でテ◯ッ◯ュで……」
「よせー!それ以上!言うなぁ――!!」
「それを誰に聞いた!言いなさい!」
子供たちは一斉に答える『ユリア校長〜先生〜!』
畜生ー!あのク◯バ◯ア!子供たちに変な事を!
全国民の「ニート」がそう思われるだろうがぁぁ!
そもそも!子供たちに教えるなゃ!
駄目だぁ〜(泣)余計に疲れるぅ〜。
俺はすかざす部屋へと入る!子供たちの為に!
そして……これ以上……言わなくても分かるだろが!
4人は勇者の部屋に入ろうとしている……。
「駄目だぞ!まだ今、整理してるかな!」
「ぷーっ、つまんない、みんな〜いこう〜」
「ばい〜ばい〜ニート勇者様〜」
「またね……ニート勇者様……」
「よし、明日も討伐戦だ!校長先生が喜ぶもん」
「コラー!お前たち!わざと言ってるだろ!!」
駄目だぁ〜相手にすると体力が持たん!!
こうして勇者は新たな異世界生活が始まろうとしていた。
勇者よ……それで……良いのか!
次回、第11話。勇者は秘密の特訓?ただの「引き篭もり」なんです!




